腰痛、デスクワークの方必見
不妊症克服!〜日常生活〜仕事中は同じ姿勢でずっと動かない。
仕事が終わる頃には動こうとすると腰が痛い…
たくさんの方がデスクワークに従事しており腰痛に悩まされている方も多くいらっしゃると思います。
なぜ座りっぱなしだと腰が痛くなるのでしょうか?
また、同じ姿勢を続けているとどうして痛くなるのでしょうか?
様々な原因がありますがその中でも筋肉の疲労や炎症からくる痛みのメカニズムをご説明します。
腰に負担のかかる姿勢や同じ姿勢を続けることによって筋肉が固まります。
動かないことで血流が悪くなり栄養や酸素が補給されず痛みが引き起こされます。
座りっぱなしによって疲労しやすい代表的な筋肉は「大腰筋」です。
大腰筋とは、脊椎の前側から骨盤の中を通り大腿骨まで繋がる骨盤を支える筋肉です。
大腰筋は、座りっぱなしの状態でいると収縮した状態が続いてしまい負荷がかかります。
そして、筋肉が疲労して痛みを引き起こすだけではなく大腰筋が支えている骨盤の歪みの原因にもなります。
骨盤の歪みは、姿勢の歪みを引き起こし身体全体に影響を及ぼします。
骨盤まわりの筋肉への負担を少しでも減らすためにぜひ身体を動かす習慣をつけましょう。
仕事の合間に固まってきたと思ったら少し立ち上がって身体を伸ばしてみたり、座ったまま上半身を伸ばしたり捻ったりするだけでも充分効果はあります。
血が巡って身体が軽くなるのを感じると思います。
同じ姿勢を長時間続ける場合は意識して動かしてみてください。
また正しい姿勢で座ることも大切です。
脚を組んだり肘をついたり重心が偏らないように気を付けて下さい。
セラキュアでは、優しい骨盤矯正で骨盤を正しい位置に戻すと同時に、腰に負担のかからない正しい座り方や正しい立ち方のアドバイスをさせていただきます。
腰痛にお困りの方は、ぜひご相談下さい。
自律神経の乱れ
不妊症克服!〜日常生活〜
何かわからないけど身体の不調が続いている。
病院に行っても原因が見つからなかった。
そんな症状をお持ちの方は、自律神経に原因がある可能性があります。
眠れない、めまいがする、アレルギー症状に悩まされている、動悸がある、ぜんそくが辛い、自律神経が乱れると様々な症状が現れます。
そもそも自律神経とは何でしょう?
自律神経とは内臓を動かしたり、呼吸の速度を調節したり、汗をかいたりと自分の意識とは無関係に働く神経です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
「交感神経」は活動時に働き、運動時には心拍数を増やしたり、呼吸を速くしたり、胃腸の動きを抑制したりします。
ストレスを感じたときに血圧が上がったり、緊張したり、ドキドキしたりするのも「交感神経」の働きです。
「副交感神経」は休息時に働き、眠るときやリラックスしているときに呼吸がゆっくりになり、血管が拡張し血流が良くなり筋肉も緩みます。
また胃腸の働きもよくなるので、おなかがすいたりトイレに行きたくなったりするのも「副交感神経」の働きです。
この2つの神経がシーソーのようにバランスを取りながら働いています。
どちらか一方の神経が働いているときには、もう一方の神経はお休みし、心拍や血圧、呼吸などを状況に合わせて最適な状態に保っています。
このバランスが崩れることによって様々な不調が起こりやすくなるのです。
病院で診てもらっても「数値的には問題が無い」「異常がない」と言われてしまうことが多いのも特徴です。
そんなときには一度、自律神経の乱れを疑ってみてもいいかもしれません。
現代社会は何かとストレスが多く、交感神経が優位になりがちです。
休みなく朝から晩まで働いて、その後は食事会で終電まで。
時間をみつけてはスマホをチェックしていると思います。
交感神経が優位の状態が続くことで、だんだんと「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れていき、不眠やめまいや動悸などの症状があらわれてきます。
「交感神経」と「副交感神経」のバランスを保つことはとても大事なことです。
自律神経のバランスを整えるにはいくつかの方法がありますが、簡単に行えて効果的な方法を一つご紹介します。
それは「呼吸」です。
基本的に自律神経は自分の意思とは無関係に働いていますが、呼吸だけは唯一自律神経をコントロール出来ます。
息を吸うときには「交感神経」が優位になり、吐くときには「副交感神経」が優位になります。
何か落ち着かない、眠れない夜が続く、動悸が激しいなどの興奮状態が続いてしまうときには息をゆっくり長く吐くことを意識してください。
吐く息に意識した呼吸をすることで副交感神経を高めることが出来、高まり過ぎた興奮を鎮め交感神経とのバランスが取れるようになります。
普段の生活の中でストレスを感じることもあると思います。
普段から意識的に呼吸をすることで心身のバランスを整えていきましょう。
当院では、自律神経免疫療法を行っており、
自律神経のバランスを整え免疫代謝システムを活性化させることで
病気になりにくい体質を維持したり病気が早く治るのを助けていきます。
なんとなく調子が悪い、スッキリしないなどの不調がありましたらご相談下さい。
院長のヨガセラピー講座のご案内です
セラキュアからのお知らせ
セラキュアの院長・菅田裕子が、日本のヨガ界で大人気のドミニカ芹ヶ野先生とマイケル・グレン先生と共に、広尾のヨガツリーにてヨガセラピーの講座を開催します。
西洋医学と東洋医学の考え方をつなげた解剖学とヨガを融合し、様々な症状や病気の予防や治癒促進に役立つメソッドをご紹介します。
ヨガ経験者とヨガ指導者を対象に、自律神経系のアンバランスによる疾患から五十肩などの一般的な疾病まで、1月から3月にかけて幅広いテーマをカバーします。ホリスティックな生活、心と体のつながり、個人の健康管理について理解を深めたい方はぜひご参加ください。
3月3日のひな祭りの日には、月経や不妊など、女性の一生を通じた様々なトラブルについて解説します。
スケジュール
1月20日 (金) 13:00 – 15:00 自律神経とセルフケア
2月3日 (金) 13:00 – 15:00 免疫システムとセルフケア
2月11日 (土) 12:00 – 15:00 大腰筋 – 抗重力筋を理解する
2月17日 (金) 13:00 – 15:00 首・肩のケア
3月3日 (金) 13:00 – 15:00 ホリスティックな女性のヘルスケア:月経、不妊、妊娠前・妊娠後のトラブルについて
3月5日 (日) 14:00 – 17:00 ホリスティックな女性のヘルスケア:更年期障害のサポート
詳しくはヨガツリーのサイトをご確認下さい。(→⭐︎)
「妊活」について考えてみましょう②
不妊治療を始めるにあたって。不妊治療を始めようと思った時、まず病院選びで迷うことがあると思います。
ネットでの評判や通いやすさが大きなポイントになると思います。
それ以外だと大きく分けると自然に近い方法で出来るだけお薬を使わない低刺激か、足りないホルモンをしっかり補充して高刺激で治療を行う病院かに分けられると思います。
例えば凍結胚を戻す場合、出来るだけ薬は使いたくないと自然周期で移植すると、内膜がしっかり必要な厚さまで育たなければその周期は見送って、また生理が来て内膜が育つのを待つことになります。
ホルモン剤を使用するホルモン周期ですと、内膜の厚さをチェックして必要に応じてホルモン剤を摂取しますが薬を使えば使っただけ料金が加算されていきます。
不妊治療には保険や助成金が適応される場合もありますが、保険の診療を行っていない病院や年齢や適応基準などが設定されていることもあるので注意が必要です。
先生との相性もあるでしょう。
人気のクリニックの場合すごく混んでいて流れ作業のように対応されると感じる人も多いようです。
そのような病院では看護師さんが丁寧に接してくれることも多いので、先生に聞きにくいことは看護師さんに確認してみると良いと思います。
また、採卵や移植を行う場合、クリニックで卵胞の育ち具合や内膜の厚さ、ホルモンの数値など細かくチェックする必要があり一度の生理周期で何度も通うことになります。
人気のクリニックでは三時間以上待たされるようなこともよくあるので通いやすさやお仕事との兼ね合いなども考慮する必要があります。
簡単に妊活、不妊治療についてまとめてみましたが、そもそも日本人は夫婦生活を持つ回数がとても少ないと言われています。
回数が少なければ妊娠する可能性も低いです。
排卵日が月に一度のチャンスと考えて緊張感が強い状態では内臓の働きが悪くなりホルモンの分泌も悪くなります。
排卵日前後だけでなく普段からコミュニケーションの一つとして夫婦生活の回数を増やしていきましょう。
リラックスしている状態で内臓はよく働きホルモンの分泌も良くなります。
お仕事の都合や様々な要因で疲れていたり、今の仕事が落ち着いたらとつい先送りにしがちなことですが卵子も精子も年齢と共に衰えていきます。
いつか子供が欲しいと思ったらまずは今のお身体の状態を確認して妊活についてお互いの考えを話し合ってみましょう。
「妊活」について考えてみましょう①
不妊治療を始めるにあたって。妊活や不妊治療、耳にすることも多いですが実際にはどのようなことをするのでしょう。
また婦人科系のクリニックに行くことに抵抗感や恐怖心がある方も多いと思います。
どのようなことをするのか、どのように進むのかを簡単に紹介したいと思います。
まず妊娠を希望した場合夫婦生活を持つと思います。
タイミング法と言われますが排卵日に性交渉をすれば妊娠すると考える人が多いと思います。
しかし排卵日に一回性交渉をしただけで妊娠する確率は非常に低いです。
排卵日を知るには基礎体温を付けたり、アプリや排卵チェッカーなどでチェックしたり、クリニックで卵胞の育ち方をエコーでチェックしたりと色々な方法があります。
ホルモン剤を補充して成長や排卵を促進することも出来ます。
しかし排卵日に誤差が生じることもありピンポイントで妊娠を狙うことは難しいのです。
精子は女性の体内で二日間くらいは生きていますので、まずは排卵予定日の二日前から二日後くらいまでなるべく多くの回数を持つことをお勧めします。
またそもそも卵管が詰まって排卵していなかったり、運動している精子が極端に低い場合
どれだけタイミングを取っても受精しません。
不妊治療を始める場合まず血液や子宮、卵巣の検査をして異常がないかチェックします。
不妊クリニックに行くことに抵抗がある方や、まだそこまでは考えていないという方も卵管がきちんと通っているかを調べる卵管造影検査とタイミングを取った後きちんと精子が動いていることを確認するフーナーテストはやっておくと良いと思います。
不妊治療のクリニックは結婚していることや夫婦一緒の治療が必須のところが多いです。
抵抗のある方は普通の婦人科でもブライダルチェックといって婦人科系のチェックが出来るクリニックも増えています。
結婚していなくても受けることが出来るので、まずは現時点でのご自分のお身体の状態を確認することから始めてみましょう。
タイミング法で何回かトライし妊娠しない場合ステップアップとして人工授精に進むことが多いと思います。
この場合精子の中から運動率や形状の良いものを選んで排卵のタイミングで女性の体内に戻します。
戻された精子が自分で動いて卵管膨大部まで移動して受精をするのでタイミング法に限りなく近い自然な方法になります。
お仕事の都合や体調の問題で排卵日にタイミングを取るのが難しい場合にも前もって採精して良いものを選別して戻すことが可能です。
この方法はクリニックでの処置になります。
その次の段階は体外受精になります。
女性の体内から卵子を取り出し、精子と受精させて体内に戻します。
この場合精子の状態が良ければふりかけ法、正常で元気な精子が少ない場合は状態の良い精子を一つ選んで卵子に注入する顕微受精という方法が取られます。
受精させて三日目まで育てた胚を初期胚、五日目まで育てた胚を胚盤胞と言います。
着床率を上げるために胚盤胞まで育てて体内に戻す(移植する)ことが多いようです。
戻すタイミングも採卵をした周期に戻す新鮮胚移植、一度凍結してお身体の状態を整えてから戻す凍結胚移植があります。
簡単に不妊治療とはどういうことをするのかをご紹介しました。
不妊治療を始めることに不安や抵抗感がある方にも参考にして頂ければと思います。
鍼灸治療ではどの方法を取られる場合でもお身体の状態に合わせて治療させて頂いています。
不妊治療を始める前にお身体を整えたいとお考えの方もぜひご相談下さい。
K様(42歳)目黒区在住 妊娠のご報告をいただきました
患者様のお声 〜妊娠報告〜
K様は第一子ご希望でご来院され、当院に来てすぐに体外受精をして無事に陽性後、
妊娠中から産前ケアまで通って頂き無事にご出産されました。
今回は第二子ご希望で通院されていました。
自然周期で陽性判定となり無事に順調に成長してくれました。
小さなお子様がいるので、自分のケア時間を作るのは容易ではありません。
出張の多い仕事と子育て、家庭の生活で精神的にも身体的もお疲れの中で病院に通い、その足で当院に来てくださいました。
以前のお辛い経験から、毎回の健診のたびに順調に育っているかが常に不安は絶えなかった事と思います。
妊娠中は抱っこやお世話で腕や腰を痛めたり、
めまいや便秘などマイナートラブルが続いては治療させて頂きました。
里帰り出産を控えている頃には、身体の不調は無くなり安産を目標に通院して下さいました。
妊娠本当におめでとうございます!
母子共に無事の出産を心よりお祈りしています!
①当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
からだの痛みが毎週のようにあったが、マイナートラブルを1つ1つ治して頂けて楽になった。
②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことはなんですか。
土井さんに担当して頂けたこと。たくさんの子育て経験があるので色々な不安なことも適格なアドバイスがもらえたこと。
勝手ながら私のメンターだと思って過ごしていました。
③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
2人目の治療で1年なかなか成果が出なかったですが、PGT-Aを迷っていたときに背中を押して頂けたことで妊娠にもつながったこと。
④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
からだの治療だけでなく、夫や病院、友人、家族にもなんとなく理解できないこと・活かせないことも相談できるので心身ともに楽になり妊娠につながったと思いますので、両側面でのケアが大切だと思います。
K様、妊娠のご報告ありがとうございました!
良いお年をお迎えください
待合室の季節のお花クリスマスが過ぎるとあっという間に今年も終わりですね。
今年も沢山の出会いがありました。
当院のお花もお正月仕様に替えて頂きました。
「新春の朝陽を浴びて」
天に向かってまっすぐに伸びる若松。
朝陽に照らされたヒメコブシの花が新春に輝きを与えてくれます。
皆様の2023年がこの花のようにキラキラと温かく幸せに満ちた年となりますように。
華道家の島田光和様からコメントをいただきました。
上品で暖かい作品です。
清々しい気持ちで新年を迎えられそうです。
年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
“冬の妊活養生”(→⭐︎)にも書きましたが寒い日が続いています。
温かくして心穏やかに過ごしましょう。
鍼灸治療はお身体のバランスを整えることを得意とします。
身体が冷える、疲れているのに上手く眠れないなど、一見不妊治療とは関係なく思える症状でも遠慮なくご相談ください。
S様(39歳)目黒区在住 妊娠のご報告を頂きました
患者様のお声 〜妊娠報告〜S様は1年半前からお子様をご希望になり、当院にお越しになられました。
S様は2週に1回のペースで周期療法をメインにし、
右耳の閉塞感や頭痛もあった為、自律神経を整える治療も含めて治療をされておりました。
鍼灸治療を2〜3ヶ月ほど続けられ、2回目の体外受精にて妊娠いたしました。
妊娠後も月1回のペースで鍼灸治療を受けており、順調に妊娠継続中です。
本当におめでとうございます!
①当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
身体が温まってリラックスできるようになった。
通いはじめてすぐの移植が成功した。
②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことはなんですか。
不妊治療が成功したこと。
③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
移植当日に鍼をして下さった。
時間が合わないところ調整していたただいてありがたかった。
④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
体質が変わったと思います。
悩んでいたら、是非試して頂きたいです。
S様、妊娠のご報告ありがとうございました!
出産までしっかりサポートさせて頂きます。
待合室にサンタさんが来ました⭐︎
待合室の季節のお花秋もだいぶ深まり朝晩は寒くなってきましたね。
待合室には早くもサンタクロースが来てくれました。
「スローライフなクリスマス
丸い金の輪はクリスマスの入り口。
サンタさんもやって来ましたが
まだ時間があるからと居眠りを始めました。
森の小鳥も暖かい格好でクリスマスがやって来るのを待っています。
今年はゆったりとした気分でクリスマスを迎えましょう。
皆様も心豊かな1日を過ごされますように。」
と、華道家の島田光和様からコメントをいただきました。
ほっこり優しい気持ちになれる作品ですね。
今年の冬は寒くなるそうです。
“冬の妊活養生”(→⭐︎)にも書きましたが冬は温かくして心穏やかに過ごしましょう。
鍼灸治療はお身体のバランスを整えることを得意とします。
身体が冷える、疲れているのに上手く眠れないなど
一見不妊治療とは関係なく思える症状でも遠慮なくご相談ください。
冬の”妊活”養生
妊活~東洋医学の視点から11月に入り、一気に季節が進み寒くなってきましたね。ここ何年か「暖冬」と言われていましたが今年は寒い冬になるそうです。
日本の冬は乾燥してとても寒くなります。風邪やインフルエンザなどの感染症も冬に多くなるイメージがあると思います。妊活中、寒さに負けず健康的な生活を送るためにはどのようなことに気を付けると良いのでしょうか。
漢方の古典「皇帝内経」には「この季節には早く眠り、日の出に合わせてややゆっくりと起き、心静かに過ごし、寒冷を避け暖かく保ち、また汗のかきすぎで陽気を失わないようにする。これが冬の季節に調和した養生法である。これに逆らって気が動転したり寒冷に晒されたりすると、”腎”を傷害し春になって手足が萎えて冷える。」と書かれています。
妊活や不妊治療では基本ですが、とにかく冬は身体を冷やさないようにすることが大切です。東洋医学では五行論の考え方として、冬の寒さは”腎”を傷めやすくするとされています。
”腎”には成長や生殖活動、水分調節に関わる働きがあり、髪の毛や骨、腰とも関係しているとされています。腎を傷めてその働きが衰えると身体が浮腫んだり、骨が脆くなったり、髪の毛が少なくなったり、足腰が弱くなったりと老化の現象がお身体に現れます。そして不妊症の原因にもなります。
ですので、冬はできるだけ温かく過ごしましょう。入浴はぬるめの温度でゆっくり浸かることをお勧めします。熱いお湯ですと、戦闘モードの交感神経が刺激されてしまいます。シャッキっとリフレッシュしたい時には熱いお湯が良いですが、芯までしっかり温まりたい時はぬるめのお湯にゆっくり浸かってください。長湯が苦手な方は少し熱めのお湯で足湯をお勧めします。
食べ物も身体を温める作用の強い冬の野菜、特に根菜類がお勧めです。生野菜のサラダなどは、身体を冷やしてしまいますので避ける方が良いでしょう。また火を通すことで食べ物が持つ性質も変わりますので野菜をたくさん摂りたい時にはお鍋が良いでしょう。郷土料理などは昔からその土地に伝わる食養生になりますので、積極的に取り入れることをお勧めします。緑黄色野菜などの色の濃い食べ物は気血を補うと言われているので元気がない時は良く噛んで食べると良いでしょう。
冬は次に来る「陽」の季節である春夏に向けて、パワーを蓄える時期になります。寒さから身を守りエネルギーを内に秘め、陽の季節に活発に動きだすために生命エネルギーの回復を図ります。激しい運動は控え、ウォーキングやストレッチなど日常生活の中で少しずつお身体を動かすようにしましょう。懐かしいラジオ体操なども、全身を伸ばしたり動かしたりする動作がコンパクトにまとめられているので、ちょっとした空き時間にやってみるのもお勧めです。
もうすぐ寒い冬がやってきます。無理をして頑張り過ぎないようにご自分のお身体と向き合いましょう。そして疲れを感じたら、しっかり温まってゆっくり休んで体力の回復を図りましょう。温めることと休むこと、簡単なようで忙しい毎日ではなかなか出来ていないこともあると思います。頑張り過ぎている方が多いと思いますがどうぞご自愛ください。物事が動き出す春に向けてしっかりエネルギーを蓄えておきましょう。