砂糖不使用妊活スイーツ 〜その2 ふるふるミルクゼリー〜

砂糖不使用妊活スイーツ 〜その2 ふるふるミルクゼリー〜

不妊症克服!〜おやつ選び〜

以前のブログで、東洋医学では精製された白砂糖は温かい地域の沖縄で採れるさとうきびが主な原料のため、身体を冷やす性質があるとお話ししました。(まだお読みになっていない方はこちらから→⭐︎体質改善にはまず調味料から〜その1 砂糖〜

砂糖のとり過ぎは血糖値の急上昇や乱高下を招き、ホルモンバランスや自律神経が乱れて精神的に不安定になったり疲れやすくなったりします。

また、甘い味は習慣化しやすく、特にストレスが多い妊活中は甘いものへの欲求が強くなり、制限されることでかえってストレスが増加することも。

食べる前にナッツ類や乳製品をとることで血糖値の急上昇を抑えることができます。市販のお菓子を購入する時は砂糖不使用のものや控えめなものを選ぶことも効果的です。

白砂糖を使わない簡単レシピをご紹介。小麦粉も使わないので、砂糖不使用、グルテンフリーなスイーツです。

 

ふるふるミルクゼリー

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固まるぎりぎりのふるふる食感がたまらない!メープルシロップをかけるとコーヒー牛乳のような味に。

[4個分]

・牛乳 400ml        ・水 大さじ2      ・ ゼラチン 5g(1包)       ・ メープルシロップ 適量

[作りかた]

① 分量の水にゼラチンを振り入れ、ふやかす。

② 耐熱ボウルに牛乳を入れ、電子レンジで2分程度加熱する。①のゼラチンを加え、よくかき混ぜながら溶かす。溶けにくい場合は、10秒程度電子レンジ加熱する。※沸騰させてしまうとゼラチンが固まらないので注意!

③ 器に流し入れ、粗熱が冷めたら冷蔵庫で冷やす。

④ 固まったらメープルシロップをかける。

 

※甘いものとの上手な付き合いかた

スイーツを食べる時は、その後しっかりエネルギーを消費できる時間帯が良いですね。また、せっかく食べるのなら食べることに意識を向けて美味しく召し上がって下さい。何かをしながら無意識にとかイライラしてつい食べ過ぎてしまうなんてもったいないです。きれいな器に盛り、ハーブティーなどを入れて優雅なティータイムを楽しむのはいかがでしょう。心が満足することで過食することがなくなります。簡単スイーツレシピも覚えておくと便利です。ぜひ作ってみて下さい。

砂糖不使用妊活スイーツ 〜その1甘酒レアチーズケーキ〜

不妊症克服!〜おやつ選び〜

以前のブログで、東洋医学では精製された白砂糖は温かい地域の沖縄で採れるさとうきびが主な原料のため、身体を冷やす性質があるとお話ししました。(まだお読みになっていない方はこちらから→⭐︎体質改善にはまず調味料から〜その1 砂糖〜

砂糖のとり過ぎは血糖値の急上昇や乱高下を招き、ホルモンバランスや自律心経が乱れて精神的に不安定になったり疲れやすくなったりします。

また、甘い味は習慣化しやすく、特にストレスが多い妊活中は甘いものへの欲求が強くなり、制限されることでかえってストレスが増加することに。

食べる前にナッツ類や乳製品をとることで血糖値の急上昇を減らすことができますし、市販のお菓子でも砂糖不使用のものや控えめなものを選ぶなども効果的です。

白砂糖を使わない簡単レシピをご紹介。小麦粉も使わないので、砂糖不使用、グルテンフリーなスイーツです。

 

甘酒レアチーズケーキ

混ぜるだけ!「飲む点滴」と言われる甘酒のほのかな甘味とチーズがベストマッチ! 3分でできる免疫力もアップする体に嬉しいスイーツです。

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[1人分分量]

・クリームチーズ(ポーションタイプ)2個   ・甘酒 大さじ1       ・ レモン果汁 2滴

[作りかた]

① チーズに甘酒とレモン果汁を加え、スプーンでなめらかになるまで混ぜる。

 

※甘いものとの上手な付き合いかた

スイーツを食べる時は、その後しっかりエネルギーを消費できる時間帯が良いですね。また、せっかく食べるのなら食べることに意識を向けて美味しく召し上がって下さい。何かをしながら無意識に、イライラしてつい食べ過ぎてしまうなんてもったいないです。きれいな器に盛り、ハーブティーなどを入れて優雅なティータイムを楽しむのはいかがでしょう。心が満足することで過食することがなくなります。簡単スイーツレシピも覚えておくと便利です。ぜひ作ってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

妊活秋レシピ

不妊症克服!〜食養生〜

前回のブログで肺を潤す白い食べ物をご紹介しましたが、その中の白きくらげを使ったレシピをご紹介します。また、はちみつも咳を鎮めたり潤いを与える効果があり、今の時期にお勧め食材です。⭐︎秋の妊活養生

 中国では「銀耳」と呼ばれる白きくらげは、肺(鼻、喉、気管支炎、肺などの呼吸に関係する部分)と腎(泌尿器系、生殖器系、ホルモン・免疫系、水分代謝など)の働きを助け、体に必要な潤いを補う効果があると言われています。中国の四大食用キノコ「四珍」のうちの一つで、古来より「不老長寿(今でいうアンチエイジング)」の力があると珍重され、宮廷料理に用いられてきた食材です。

ツルツルとしていて味や香りがほとんどないので、スープやサラダに入れたり、甘みをつけてデザートとして中国、台湾などで楽しまれています。

 

白きくらげと梨のはちみつ煮    

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白きくらげ、梨、はちみつは喉や咳の症状を和らげる効果があります。

※白きくらげは1袋購入したら熱めのぬるま湯に30分程度漬けて戻しておく。硬い石づきの部分を除き、食べやすくちぎっておく。

乾燥20gを戻すと160gくらい(8倍)になるので半分は冷凍しておき、他の料理に使うのも良いですね。

 

[材料 2人分]                        

・白きくらげ(戻したもの)80g        梨 半分  ・ 水 2カップ  ・ はちみつ  大さじ2  ・クコの実 大さじ1       ・ レモン果汁 大さじ1      ・しょうが輪切り1枚

[作りかた]

① 梨は皮と芯を除き、食べやすい大きさに切る。クコの実は水で戻す。

② 鍋に分量の水と白きくらげ、梨を入れて、弱火で30分煮る。

③ 白きくらげにとろみが出たら、はちみつ、しょうがを入れてさらに20分煮る(何度もかき混ぜると粘りが出るので混ぜる時は鍋をゆするようにする)。

③ 火を止めてクコの実を加える。粗熱が冷めたらレモン果汁を加える。 

※ クコの実(枸杞子)は、漢方では古くから生薬として利用されていて、自律神経の調節、卵巣機能やホルモン分泌にも関与すると言われています。ただし胃が弱い人や妊娠、授乳中は控えた方が良いという説もあります。

 

葉酸たっぷり白きくらげとホタテのスープ

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包丁も使わずあっという間に完成!ホタテ、レタス、小松菜、のりで葉酸バッチリ!

[材料 2人分]

・白きくらげ(戻したもの)  60g程度       ・ホタテ水煮缶(小)   1缶   ・レタス  1/4個    ・小松菜   1束(約20g)     ・水  2カップ  ・鶏ガラスープの素  小さじ1   ・しょうゆ 2〜3滴  ・しょうが汁 少々   ・韓国のり   1パック  

[作り方]

① 鍋に分量の水を入れて火にかける。沸騰したら中火にして鶏ガラスープの素と白きくらげ、ホタテ缶を缶汁ごと加える。

② 小松菜はキッチンばさみで根元を切り取り、茎と葉を2cm長さに切りながら①に加える。レタスも手でちぎりながら加えて一煮立ちしたら火を止める。

③ しょうが汁(チューブのおろししょうがでもよい)としょうゆを加えて器に盛り、食べる直前に韓国のりをちぎって加える。

白きくらげ 乾燥20g  

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戻ししたもの 160g

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妊活中の忙しい毎日でもしっかり栄養が取れる簡単レシピをこれからもご紹介していきたいと思います。ご質問やご要望があればお声掛け下さいね。

秋の妊活養生

妊活~東洋医学の視点から

蒸し暑かった夏も終わり、一年の中で最も過ごしやすい季節になってきました。

秋は陽の気と陰の気が入れ変わる時期。気温が少しずつ下がって日照時間も短くなるため、感傷的になったり憂鬱な気分になることも。

東洋医学の古典「黄帝内経」では秋の養生法として「鶏の寝起きのように早く寝て早く起きる、心安らかにして悔やまず、精神を落ち着かせて秋の気が身体を損なわないようにし、やたら動き回って肺を冷やさないようにする」とあります。

秋は乾燥の時期。喉や鼻の粘膜や皮膚表面が乾燥(燥邪)により炎症や感染症が起こったり、肺を傷めやすいと言われています。特に呼吸や皮膚に疾患(喘息、気管支炎、アレルギー)がある人は症状が出やすくなります。

 

秋のベビ待ち養生

1 早寝早起きをする

適度に睡眠を取ることは大切ですが、東洋医学では長く寝ていると肺の気の巡りが悪くなると言われます。朝早く起きて深呼吸をしましょう。爽やかな空気(気)をたくさん取り入れることで、その気を体内に巡らせることができ、妊娠しやすい体作りにつながります。

2 気温の変化に注意する

秋は気候の変化が大きいので、脱ぎ着しやすい服装にして体温調節を。首、手首、足首を冷やさないことも大切です。特に冷えは足元からくるので、足首まで隠れるソックスやレッグウォーマーを履くなどの対策が有効です。

また、秋は乾燥しやすく外界からの刺激にさらされる鼻や喉の粘膜、皮膚なども潤いがなくなり、病邪が入り込みやすくなります。マスクや加湿器などで粘膜の乾燥を防ぎ、肌の保湿を心がけましょう。こまめな水分補給も忘れずに。

3 発散させる

憂うつな気分になりがちな秋は、スポーツ観戦やカラオケなどで声を出したり、散歩や運動など好きなことをして発散させましょう。ただし、激しい運動や忙しく動き回るのは気を消耗するため、ほどほどに。

4 粘膜を保護し、肺を潤す食べ物を摂る

粘膜を強くするのは色の濃い野菜などに含まれるβカロテン。かぼちゃやにんじん、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、パプリカなどの緑黄色野菜は、油と一緒に摂ることで、吸収率がアップ。適度に油を取ることは肌の潤いにもなります。ほうれん草などの青菜類やブロッコリーは妊活中に特に摂りたい葉酸を多く含みます。

東洋医学では肺を潤すのは白い食べ物と言われています。大根、蓮根、白菜、長ねぎ、玉ねぎ、じゃが芋、山芋、長芋、豆腐、豆乳、牛乳、梨、白きくらげ、白ごま、松の実など。また咳を鎮めたり潤いを与えるはちみつもおすすめ食材です。

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次のブログで、秋のおすすめ妊活レシピをご紹介します!

 

 

 

 

 

ハッピーハロウィン🎃

待合室の季節のお花

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10月31日のハロウィンに先駆け、待合室がハロウィンの装いに。

ハロウィンの館へようこそ。窓からお化けたちものぞいています。そこへ一匹のリスがキョロキョロしながらやってきました。もうすぐ動物たちも集まってきます。    

さあ、ハロウィンパーティーのはじまりです!

と華道家の島田光和様からコメントを頂きました。

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朝夕涼しく感じられるようになると、体調を崩す方も多くいらっしゃいます。早い段階でお身体を整え、秋をアクティブに過ごしましょう。

お化けたちも首を長くしてお待ちしています😄

妊活中の方にお勧め、お風呂で温活

不妊症克服!〜日常生活〜

秋になり、少しずつ気温が下がってくると体調を崩す人が多くなります。夏の疲れが出ることもありますが、免疫力が低下していることも原因の一つかもしれません。

東洋医学では体温を1℃上げると免疫力がアップ すると言われています。

また妊活中の方は体を温めることで全身の血流が良くなり、子宮や卵巣も温まります。

「温活」は妊娠しやすい体作りに重要です。

「温活」の中でも近年流行しているのがサウナで体を温める「サ活」ですが、それよりも簡単にできる、浴槽に浸かって入浴する「風呂活」をお勧めします。夏はシャワーで簡単に済ませていた方も、ぜひこれからの季節、入浴タイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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浴槽入浴することで期待できる効果

① 温熱効果

 防寒着などで表面を温めるだけでは深部体温は上がりません。温かいお風呂に入ることで体がポカポカと温まり、血管が広がることで血流を改善。お湯にしっかり浸かることで深部体温を0.5〜1℃上げることができます。

② 水圧効果

お風呂に浸かるだけで加圧効果があり、下半身や抹消血液を心臓へ押し流し、血液の循環を促進します。

③ 浮力効果

浮力によって筋肉が重力から解放されて血流を促進します。

この3つの効果によって血流が促進され,リンパの流れを改善して下半身に溜まった老廃物を流して疲労回復にも役立ちます。

 

効果的なお風呂の入り方

① 入浴前

発汗などで体内の水分が失われて脱水症状が起きないように、入浴前にコップ1杯の常温水を。副交感神経が優位になり、よりリラックスモードになります。また、食後すぐの入浴は消化活動を妨げるため、食事は入浴後にすることをお勧めします。但し、体力があまりない方はお腹が空き過ぎても体調が悪くなることがあるので注意が必要です。

② 入浴中

湯温はちょっとぬるいと感じる38〜39℃に設定します。長湯はのぼせやめまいの原因になるため、浴槽に浸かる時間は15〜20分程度にしましょう。副交感神経が優位になり、よりリラックスモードになります。

また、肩まで浸かる全身浴は前述の水圧と浮力の効果を高めて疲労回復効果がアップ! 但し体力があまりない方は、みぞおちのあたりまで浸かる半身浴を。

③ 入浴後

お風呂から出たあとの温まった体をクールダウンさせるために、寝る1〜2時間前までに入浴を済ませましょう。体温を下げることで質の良い睡眠が得られます。

 

銭湯のすすめ

おうちでお風呂タイムを楽しむのも良いですが、大きい浴槽と小さい浴槽では、脳波のα波の発現に違いが見られることが知られています。たまには銭湯で思い切り足を伸ばして、心も体もリフレッシュしませんか。

昔懐かしいイメージの銭湯ですが、若者の間でも密かな銭湯ブームが。令和4年末で東京都には462の銭湯があり、近年大幅にリニューアルして炭酸湯、電気風呂、ジャグジー、打たせ湯、露天風呂などがあったり、朝湯や天然温泉が楽しめる施設もあります。また、お風呂上がりのお楽しみに様々な種類のドリンクや食事を提供するところも。

東京銭湯マップというサイトがあるので、お気に入りの銭湯を探してみるのもいいですね。セラキュアがある品川区にも天然温泉銭湯があり、お肌がツルツルになると評判です。

10月10日は銭湯の日」。電車や車で遠くの温泉に行くのも良いですが、近くの銭湯でプチ温泉気分でリフレッシュしてみては?ご自分の体調や気分に合わせて銭湯で風呂活を楽しんでみて下さい。心も体もポカポカになりますよ!

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世田谷区在住H様(38歳)出産のご報告をいただきました

患者様のお声 〜出産報告〜

H様は、人工授精から体外受精にステップアップされて2回目で妊娠。その後、逆子の予防.改善のためのお灸なども取り入れながら、無事、ご出産されました。 

H様、ご出産本当におめでとうございます。

①  ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。

41周に入ってしまったため誘発分娩(バルーン・促進剤)

誘発後3時間ほどで破水、子宮口1㎝→5㎝に、その後本陣痛がきて子宮口6〜8㎝まで広がり出産。本陣痛から2時間50分で出産に至りました。

 

②  当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか。

体がリラックスできるようになった。

自分の体の状態がわかることで安心感とスタッフの皆様が大変優しく、心の支えになりました。

 

③  当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか。

32週で逆子になってしまった時、お灸や体操をやって頂き無事に逆子がなおった。多分湯船でマッサージが効いた。

スタッフの皆さんが温かく相談しやすいこと。

 

④  治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。

予定日過ぎても子宮口が開かない時期、3〜4日置きに通わせて頂いた際、スタッフの皆さんが声がけしてくれて、とても励まされました。

 

⑤  同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

不妊治療〜出産の過程で何度か不安になることがあると思いますが、ネットで調べても不安になるだけなので、1人で抱えず、セラキュアのスタッフの方に相談してみるのが心身ともにプラスになると思うので、抱え込まないでください!

 

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H様、アンケートにご協力いただきありがとうございました。

ご出産本当におめでとうございます。

スタッフ一同、お子様の健やかな成長を心よりお祈りしております。

妊活中。残暑の中でも大切な水分補給 その2 〜上手な水分のとり方〜

〜不妊症克服〜水分補給

妊活中の水分補給についての続きです。(その1はこちらをご覧ください→⭐︎

1 水分補給、飲めば飲むほどよい?

成人の体の約60%を占める水は、栄養素や代謝物を運んだり、体温を調節したりと生きていくために重要な役割を担っています。

しっかり水分を摂らなければと「1日2ℓ 飲んでいる」という方もいらっしゃいますが、摂りすぎることも問題があります。

東洋医学では「気・血・水」が巡ることによって、体が正常に機能すると考えます。生命エネルギーである気、栄養や酸素を運ぶ血(血液)、血液以外の体液である水。この水が必要以上に体に溜まって悪影響を及ぼすことを「水滞(水毒)」と言います。水滞については、最後の方でお話ししますが、では1日に必要な水分量はどのくらいなのでしょうか。

厚生労働省では「健康のために水を飲もう」推進運動を全国的に展開しています。それによると、体内の水分が不足すると、熱中症だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞など様々な健康障害を引き起こす要因となるため、こまめな水分摂取を推奨しています。

参照:「健康のために水を飲もう」推進運動についてはこちらをご覧ください→⭐︎水を飲もう

 

2 適切な水分補給とは

一般的に、1日に尿や便、汗、呼吸などから約⒉5ℓが排出されるのに対し、食事から約1ℓ、体内で代謝されて作られる水が約0.3ℓと言われていますので、飲み水としての目安量は約1.2ということになります。

前回もお話しした通り、妊活中はしっかり栄養や酸素、ホルモンを必要な卵巣や子宮に届ける必要があるため、血流が滞ることがないよう、適正な量の水分を補給することが大切です。

① 喉が渇く前に飲む

喉が渇いたときにはすでに脱水が始まっています。「朝起きたとき」運動の前後」「入浴のあと」「夜寝る前」などこまめな水分補給の習慣を。

② 常温の水を

暑い日は冷たく冷やした水がおいしく感じますが、体を冷やしてしまい血行不良を招く恐れがあります。常温の水か白湯を選ぶと良いでしょう。

③ カフェインの多いもの、アルコール飲料、ジュース類は避ける

カフェインが多いコーヒーや紅茶、アルコール飲料は利尿作用があります。またジュース類は逆に喉が渇いたり糖分の摂りすぎにつながります。

ノンカフェインのハーブティーやルイボスティー、ほうじ茶、麦茶などがお勧めです。ただしハーブティーの中には強い作用のものもあるので、表示をよく読んで適量をとるようにしましょう。

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3 水滞(水毒)について

朝起きると瞼が腫れぼったい、お腹を触ると冷たい、靴下のゴム跡が残る、夕方になると靴がきつくなる、胃腸が重だるく食欲がない、ふわふわした感じのめまいや頭痛がする、曇りや雨の日に体調を崩しやすいなどの症状がある方は水毒体質かもしれません。

 

4 水滞(水毒)を予防、改善するには

① 水を飲み過ぎない

水滞体質の人は体に水を溜め込みやすく巡りも悪いので、水分補給は少量をこまめに飲むようにしましょう。暑いからと冷たいものを一気に飲むのも胃腸に負担がかかり、さらに体調を崩す原因になります。

② 体を温める食品を摂る

温かい飲み物や陽性の食品(ごぼう、大根、人参、生姜、唐辛子、海藻、赤身の肉や魚、玄米、シナモンなど)を取り入れて代謝をあげて。

③ お腹や足を冷やさない

内臓が冷えていると代謝が悪くなって消化能力が落ちますし、足の冷えは筋肉のポンプ作用がうまく働かないので、むくみや疲れやすいなどの症状が。夏でも靴下を履いたり、寝る時もお腹にタオルをかけるなど冷えないようにしましょう。

生命を維持するだけでなく、血液の循環を良くして栄養や妊娠に関わるホルモンを卵巣や子宮に届けるために、妊活中こそ、水分補給について考えてみてはいかがでしょうか。

④ シャワーだけでなく、お風呂に浸かる

いつもシャワーだけで済ましている方は、じっくり汗をかくまでお風呂で温まりましょう。お気に入りのアロマや音楽でバスタイムを楽しんで。

⑤ 軽い運動習慣を

ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、無理のない範囲で続けられる運動を習慣にすることで、筋肉量も増え、巡りの良い体作りに繋がります。

 

体にとって必要不可欠な水。妊活中も上手に水分を補給して、残暑を乗り切りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世田谷区在住のS様(41歳)より出産のご報告をいただきました

患者様のお声 〜出産報告〜

S様は元々肩こりがひどく、生理不順や足腰の冷え、むくみもあり、妊活に加えてお体の不調を整える施術を入れながら約1年でご懐妊の報告をいただきました。アルコールやカフェインをやめて和食中心の食事にしたり、足湯やよもぎ蒸しなど体を温めるなど積極的に生活改善に取り組んだことも嬉しい結果に繋がったのだと思います。

S様、ご出産本当におめでとうございます。

 

①  ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。

 無痛分娩を予定しておりましたが、微弱陣痛で、最後のあと数センチ、赤ちゃんが降りて来なかったため、緊急帝王切開となりました。せっかくセラキュアさんで逆子治療をしていただいたのですが、出産は何が起こるかわからないですね。でも無事に生まれてきてくれました。

 

②  当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか。

不妊治療をしている時に、藁をもすがる思いで通い始めました。まわりにあまり相談できる人もいなかったので、毎回こちらで色々なお話をして、鍼とマッサージで癒されることがとてもリラックスできて、楽しみな時間でした。

 

③  当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか。

妊娠できたこと‼︎    本当にありがとうございました。

 

④  治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。

1つ目の不妊治療のクリニックでなかなか妊娠できず悩んでいた時に、「もしかしたら血液に問題があるかも?」とセラキュアのスタッフの方に指摘され、すぐに専門の病院を紹介して頂きました。そこで改めて検査して、さらにクリニックも変えたら1回目の移植で妊娠することができました。そのことがなければ、もしかしたら妊娠できなかったかもしれません。

 

⑤  同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。

妊活中は孤独なことが多いと思います。1人で抱え込まず、まずは自分の体を癒してあげて下さい。週に1回セラキュアさんでリラックスして、赤ちゃんを迎えるための土台作りをしたら、きっとコウノトリが赤ちゃんを運んでくれるはずです。

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 S様、アンケートにご協力いただきありがとうございました。

ご出産本当におめでとうございます。

スタッフ一同、お子様の健やかな成長を心よりお祈りしております。

妊活中。残暑の中でも大切な水分補給 その1〜経口補水液について〜

〜不妊症克服〜水分補給

 

今年の夏は35度以上の猛暑日や体温を上回る40度の「酷暑日」もあり、命の危険を感じるような暑さが続きました。9月、10月になっても日中はきつい残暑が続きそうで、油断していると熱中症になる危険があります。

熱中症は気温や湿度が高い環境で体温調節がうまくいかず、体内に熱がこもってめまいやだるさ、吐き気、嘔吐など様々な症状が起こる状態です。屋外での活動だけでなく屋内にいても熱中症になることがあり、こまめな水分補給が欠かせません。

人間の身体の約60%は水分ですが、その5%を失うと脱水症状が出てきます。水分が少なくなると血液がドロドロの状態になり、血流が滞って体に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなります。

妊活中は特にホルモンの働きをよくすることが重要ですが、ホルモンも血流に乗って卵巣や子宮に運ばれるため、スムーズに流れるように水分をしっかり摂りましょう。

しかし、大量の汗をかくと水分だけでなく電解質も失われてしまうため、塩分なども補給する必要があり、熱中症予防に様々な種類のスポーツドリンクや経口補水液が市販されています。どれも塩分や糖分を付加した飲み物ですが、実は違いがあります。

 

実は別物? 経口補水液とスポーツドリンク

【スポーツドリンク】とは?

運動や日常生活などでの発汗によって体から失われた水分やミネラルを効率よく補給できる清涼飲料水です。運動で溜まる乳酸の分解や回復に効果的なクエン酸や糖分を多量に含んでいるので、水分と塩分補給だけでなく、疲労回復にも効果的です。ただし、500mlあたり20〜40gの糖分が含まれるため、水代わりに頻繁に飲み続けると肥満や虫歯になる危険も。酸性度が強いので、酸で歯のエナメル質の表面が溶ける可能性もあるので、注意が必要です。

 

【経口補水液】とは?

水にミネラルとブドウ糖を一定の割合で配合した飲料。体液とほぼ同じ浸透圧のため、吸収率・吸収速度が非常に高く、「飲む点滴」と呼ばれています。

経口補水液は、脱水のための食事療法(経口補水療法)に用いるもので、軽度から中等度の脱水症の際、水や電解質の補給、維持に適した病者用食品として個別に審査、許可を得て販売されているもの」です。スポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、水と電解質の吸収を高めるために糖質が低い組成となっています。

※脱水症軽度→体重減少が2〜5%(軽い下痢・嘔吐・微熱)、中等度→体重減少5〜10%(喀痰喀出困難・血圧・臓器血流低下・心・腎・呼吸不全)

なお、令和5年5月から、「経口補水液」と表示して販売するためには、特別用途食品の許可が必要となり、広告を含め、許可を受けていない商品に「脱水時」「熱中症対策」等と表示をすると違反となります。購入する時は下記を参考にして下さい。

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普段の水分補給は水かお茶で十分です。

経口補水液500mlには食塩に換算すると約⒈5gのナトリウムが含まれており、味噌汁1杯分又は梅干し中1個分に相当するため、普段の水分補給でがぶ飲みするとナトリウムの過剰摂取につながります。高血圧、腎臓病、糖尿病等の疾患がある方は飲用する際は、かかりつけ医に相談を。

普段の水分補給に最適な水とお茶については、次回お話しします。

厚生労働省のリーフレットを参考に、熱中症を予防して暑い夏を乗り切りましょう。

参照:「熱中症予防のために/厚生労働省」 熱中症

 

 

 

 

 

 

 

 

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