妊活とコレステロール
不妊症克服!〜食養生〜野菜たっぷりのスムージーや、オシャレな菜食カフェ。
昨今では、TVや雑誌などで”ヘルシー”な食事が多くとりあげられています。
健康やダイエットのために動物性食品の摂取を控え、野菜中心の食事を心掛けている方も多いのではないでしょうか?
しかし、一見ヘルシーに見えるこの食生活が、不妊症の原因になることもあるのです。
そして、これらの性ホルモンを作るには、コレステロールとタンパク質が欠かせません。
材料となるコレステロールが血液中でタンパク質と結びついて身体の各細胞へ運ばれ、性ホルモンが作られています。
例えばグリーンスムージー。
ホウレンソウやセロリ・小松菜・トマト・レタス・水菜や、リンゴ・バナナ・キウイ・グレープフルーツなど、お好みの野菜と果物をミキサーにかけるだけ。
簡単に作れ、生野菜に含まれる酵素による美肌効果や、野菜はカロリーが少ないのに栄養素が高く、食物繊維も豊富なのでダイエットや便通の改善にも効果的です。
他には菜食カフェなどでの肉・魚・卵等の動物性の食材を使用しないベジタリアンスタイルの食事。
こちらも野菜に含まれるビタミン・食物繊維・カロチン・カリウムなどの栄養素が摂れ、ダイエット効果や心筋梗塞・高血圧・糖尿病などの病気予防にもなります。
しかし…..
コレステロールやタンパク質は、主に肉や魚・鶏卵などの動物性の食材に含まれているため、これらの野菜を中心とした食事では、コレステロールとタンパク質が不足してしまう可能性も。
植物性の食材である大豆にはタンパク質が含まれていますが、人間の身体に吸収されやすいのは、断然「動物性タンパク質」。大豆製品からの摂取だけでは代謝効率が悪く、タンパク質不足を招いてしまいます。
また、野菜の栄養素は体内のコレステロールを下げる働きがあるため、さらなるコレステロール不足を招く…なんてことも。
冷奴+鰹節や肉味噌
納豆+卵
豆腐+お肉・卵でゴーヤチャンプル
鮭と納豆・お米
自分の体重×1.08g (50kgの方であれば約54g) とされています。
-主な食材に含まれるタンパク質-
・鶏肉(100gあたり) 約15~25g
上記の数字を参考に、食事のメニューを考えてみてください。
東京都港区在住 T様(34歳)、トラブルなし、スムーズな出産でした!
患者様のお声 〜出産報告〜以前、当院に通院されて妊娠された患者様の声をお届けしました。(以前の内容はこちら→☆)
今回はその患者様が無事に出産され、嬉しいご報告をいただいたのでご紹介いたします。
①ご出産のときの様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況など)
朝から生理痛のような痛みがあり、間隔が短くなったため、21時頃病院へ。子宮口3㎝程度だったが、間隔が短いためそのまま入院。深夜3時頃から無痛分娩のための麻酔投入。翌朝8時頃から陣痛促進剤を使用。子宮口は4㎝のまま開かず。午後になり自然破水。そこから一気に進み、15時頃子宮口7〜8㎝。その30分後全開になり、そこから1時間程度で出産。
②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
妊娠前から通っており、そのお陰でつわりも短く軽かったため、とても安心感があった。通院のたびに経過を報告できるのも楽しかった。
③当院に通院して1番良かったこと、嬉しかったことは何ですか。
妊娠期間中、全くトラブル無く過ごせたこと。
④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
予定日が12/29だったため。年末年始を3人で過ごせるよう、早めに陣痛が来ることを望んでいた。臨月から鍼を強めにしてもらい、見事12/24に出産。夫が早めに仕事納めをしてくれた冬休み初日の出産となりました。
⑤同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
不安な日々が続く初期は心の支えになります。つわりも軽く済み、楽しい妊娠LIFEがおくれました。陣痛も、自分の身体と赤ちゃんを信じて待つことができました。妊婦さんの強い味方です!
無事に健康な女の子をご出産されたT様、おめでとうございます。素敵なご報告をありがとうございました!
Q. 夫にも鍼灸を勧めたいのですが、男性不妊の治療もお願いできますか?
不妊症の鍼灸Q&A「夫も連れていきたいのですが、いいですか?」
当院にお越しいただいている女性患者様に、よく聞かれる質問です。
答えはもちろん「YES!」です。当院の患者様の20%くらいは男性です。
女性の場合、「ベビ待ちのために鍼灸に通おう!」と思うとすぐに行動を起こす方が多いのですが、男性の多くは「鍼が怖い」「痛そう」「恥ずかしい」「仕事が忙しい」など様々な理由で二の足を踏んでしまいがち。初診時は、奥様が予約を取ったので仕方なくご来院された、というケースも多々あります。
しかし、最初の数回の治療を受けていただいたあとは、ご自分で積極的にご予約を取られるようになり、定期的に通い始められる方が多いのも男性患者様の特徴です。
鍼は痛くないどろかリラックス効果がある、お灸は熱くなくて気持ちがいい、整体の後に身体が軽くなる、ということを体験していただけることもそうですが、やはりその後に続く「実際の効果」を感じていただけているのだと思います。
さて、その「実際の効果」とは……
男性の場合、患者様の方からオープンにお話されない限り、あまり「ベビ待ち」「不妊」に関する質問はしないようにしております。特に奥様も通院されている場合は主にそちらから情報をいただき、ご主人には睡眠や便通や疲労度合いなど一般的なことのみをお伺いするようにしています。
女性患者様の場合は「卵のクオリティをあげるようにがんばりましょう!」とお話をすることが多いのですが、男性患者様の場合は「精子のクオリティをあげるようにがんばりましょう!」とお話をすると、かえってストレスやプレッシャーになってしまうことが多いからです。
同じ理由で、「そろそろ排卵日ですから、がんばってくださいね!」「うまく射精ができましたか?」などということを男性患者様とお話しする事もあまりありません。
しかし多くの場合、奥様からのフィードバックがとてもポジティブになっていきます。
「帰宅時に、疲れた~と言わなくなった」
「排卵日に、うまく射精できないことが無くなった」
「採精時の精子の数や活動率が上がった!」
「勃起の持続時間が長くなった」…..などなど。
このような「実際の効果」を男性自身も感じていただけているので、積極的に通院していただけるようになるのだと思います。
なかにはもちろん、積極的にいろいろと質問をされて、少しでも早く奥様が妊娠できるように最大限に努力をする!という方もいらっしゃいますが、まだまだ少数派です。ご主人にも鍼灸治療を、とご検討中の女性患者様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に鍼灸師にご相談下さい。ご主人のタイプに合わせて、治療法をご提案させていただきます。
Q. 生理中に鍼灸治療を受けても大丈夫?
不妊症の鍼灸Q&A初診のご予約をいただく時に、「生理中なんですが大丈夫ですか?」というご質問をいただくことがございます。
答えは「YES!」です。
身体が「排出モード」になる生理中だからこそできるデトックス=解毒治療をする大チャンス。ぜひお越し下さい!とオススメしております。
内膜がはがれて出血をする月経期は、「血」の中に入ってしまった「毒素」を身体が排出しようとがんばっています。
鍼灸で気血の流れを良くして、解毒がスムーズに行くように応援することができます。
よりクリーンな状態で次のサイクルに入れるように、周期療法のなかでも生理中の治療はとても重要です。
月経血がネト~ッとしている、黒っぽい、塊が混じる、悪臭がする、ダラダラ長引く、生理痛がある、冷えがある、肌荒れやクスミが気になる、体臭が気になる…などという方は、妊娠の可能性が無ければ生理予定の一週間前くらいからのデトックス治療をお勧めしています。
女性は月経を利用して、血中の様々な化学物質や毒素を直接体外に排出することができます。そのせいで身体の中の毒素が内膜に集まってきやすく、毒素があまりにも多いと免疫反応が起きて炎症となり、生理痛や子宮内膜症の原因となることがあります。
当院独自の不妊治療TFM(セラキュア・ファティリティ・メソッド)では、帯脈(たいみゃく)という特別な経絡を利用して、デトックス治療を行います。
自宅のクローゼットに、古くて不要なものがガチャガチャと溜まっていませんか?
帯脈の治療は、このクローゼットの扉を開けて、断捨離をする治療です。
新しいものを迎え入れるためには、古いものを捨てなくてはなりません。
ここでいう「毒素」とは、食品添加物や化学物質、環境ホルモンなどに限らず、過去のトラウマや、見ないようにしている不快な感情、家系に代々引き継がれてきた問題なども含まれます。
東洋医学では、妊娠・出産をする前に、できるだけこのような「毒素」をお掃除して、子供に悪いものを引き継がないようにすることが大切と言われています。
治療を始めてから最初の数周期は、月経時に何年も溜まっていたどす黒いヘドロ血が出てくることがよくあります。デトックスが進むと、月経血が鮮血のように赤くサラッとしたものに近づき、生理痛の減少、肌質の改善などがみられます。
もちろん内膜のコンディションもアップしますので、受精卵にとってより快適なフワフワベッドとなり、着床率が向上します。
生理中のデトックス治療は、とてもリラックスできるものです。安心してご予約ください。
不妊治療から妊娠、そして助産師さんに褒めていただいたほどの良いお産でした。
患者様のお声 〜妊娠報告〜皆様こんにちは。
当院に通われて妊娠・出産された患者様の声をお届けします。
M様39歳。結婚後数年してお子様を希望され、タイミングをとられていましたが、妊娠に至らなかったため、不妊クリニックに通院しはじめました。
プロラクチンの数値は少し高かったものの、他は検査上問題はありませんでした。なかなか結果がでず、人工授精・体外受精とステップアップしていきました。
体外受精では残念な結果になってしまったり、ストレスから胃腸の調子を崩してしまったりと、ご本人にとってつらく苦しい時期もありましたが、通院から2年目にして待望の妊娠・出産となりました。
治療中の様々な悲しみや苦しみを乗り越え、強くなっていったM様。
もともと笑顔が魅力の可愛らしい方でしたが、妊娠する直前にはより一層柔らかく優しい素敵な笑顔に変わっていったお顔が印象に残っています。M様の前向きに生活を楽しむという姿勢がお顔にも現れ、そんな素敵な笑顔が幸せな未来を引き寄せたのだと思います。
それではM様にご協力いただきましたアンケートをご紹介させていただきます。
①ご出産の時の様子を簡単にお願い致します。
38週4回の定期検診時の内心で刺激を受けたのがきっかけとなり、翌日の23:29に2798gの元気な女の子を出産致しました。内診を受けて以来、生理痛のような痛みが続き、それが陣痛へとつながりました。助産師さんに褒めていただいたほどのスムーズで良いお産ができました。
②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
不妊治療クリニックへ通院するのと同時に貴院ではお世話になり、体調面では治療の進度に合わせた施術をはじめ、冷えや胃腸の不調等にもアドバイスと施術をしていただき、身体全体のケアをしていただきました。メンタル面では、豊富な知識でいつも支えていただき、良い時も気持ちが揺らいでいる時も親身に寄り添っていただいたのがありがたく、心身両面でよい状態になっていったと思います。妊娠後にはつわり、便秘、逆子などにも的確に対応していただきました。
③当院に通院して一番良かったこと、嬉しかったことは何ですか。
子供を授かるまでは、先が見えず時間がかかったり、残念なこともあったりと色々な経験をしましたが、妊娠出来た時、そして無事出産の報告が出来たのが嬉しかったです。
④治療の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
毎回先生とお話したり、聞いていただくことは私にとって楽しみでありリラックスの場でした。ある時些細な事を含め100個やりたいことをノートに書き出し片っ端からやってみると面白かったという話に興味を持ち、楽しんでチャレンジし始めた矢先の妊娠となりました。不妊治療のストレスをちょっと脇に置き、日常を楽しむことに気持ちが向いていたことが、心身ともに満たされ、良い状態になっていたのかもしれません。
⑤同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
不妊治療中は自分でも黒い食べ物を取る、散歩などをし自然に触れる、足湯、自宅でお灸等無理のない程度にやりました。あとは「今は人生はままならないことを学んでいるのだ」と思うようにしました。妊娠したらしたで無事に産まれるまで不安もあり、不調も続き・・・。でも、やはり自分でやれることをしつつも、最終的には「なるようになる!」と腹をくくったところ運良くスムーズなお産が出来ました。もちろん妊娠~出産が良い結果だったから言えることかもしれませんが・・・。支えてくださったセラキュアの皆様、ありがとうございました。
M様、大変丁寧なコメントをありがとうございました。またいつでも遊びに来てくださいね。
M様(34歳)、原因不明不妊から自然妊娠へ
患者様のお声 〜妊娠報告〜皆様こんにちは。
当院に通院して妊娠された患者様の声をお届けいたします。
M様(34歳)、結婚後数年してからお子様をご希望され、ご自身でタイミングをとり始めました。しかし、1年経っても妊娠に至らなかったため、不妊専門クリニックを訪れることに。そこで検査をしたところ、とくに問題点はないとのことでした。そして人工授精を4回行いましたが一度も妊娠に至らなかったので、体外受精にステップアップ。初めての採卵で9個採れ、そのうち6個授精し、うち2個を分割胚で凍結保存することができました。採卵後は卵巣の腫れが生じたためホルモン療法を行い、翌周期に移植をすることになりました。移植までにより妊娠しやすいお身体を作っていきたいとのことで、ご来院されました。この時の移植は、残念ながら陰性となりましたが、引き続き卵子のクオリティアップを目指して鍼灸治療を続けました。
治療開始から半年ほど経過し、病院での採卵を一旦お休みしている間に、なんと自然妊娠をされました!
今は安定期を迎えて母子ともに健康にお過ごしされています。
それでは、M様にご協力いただきましたアンケートをご紹介させていただきます。
①通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
A.通院前は、ひどい冷えと花粉症に悩まされていましたが、通院中に症状が改善され、体の変化を実感することが出来ました。又、仕事による疲労やストレスが軽減され、リラックス出来る時間が増えました。
②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか。
A.冷え症が改善され、不規則だった生理周期が安定したことです。又、生理中の症状も改善されました。体が日に日に健康的になっていくのを体感することができました。
③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
A.通院中、様々なアドバイスを頂き、とても参考になりました。ご担当の方が、毎回親身にアドバイスをくださり、身体のことを常に気遣って頂きました。そのお陰で治療中リラックス出来、自身の健康について気を配る余裕も出来ました。
④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
A.私達夫婦は、原因不明不妊で不妊治療を続けてきました。(人工授精→体外)なかなか良い結果が出ず、お休みしていた期間中に、信じられないことに、自然妊娠しました。今思うと、こちらへの通院を通じ、体が健康になっていったことで、今回の様な結果に結び付いたのではないかと思います。ありがとうございました。
M様、丁寧なコメントをありがとうございました! 海外での出産ですが頑張って下さいね。スタッフ一同応援しています。
T様(34歳)、 IVF、通院開始後初移植で妊娠
患者様のお声 〜妊娠報告〜皆様こんにちは。
当院に通院して妊娠された患者様の声をお届けいたします。
T様(34歳)、結婚後数年してからお子様をご希望され、ご自身でタイミングをとり始めました。しかし、1年以上経っても妊娠に至らなかったため、不妊専門クリニックを訪れることに。そこで検査をしたところ、AMH0.7ng/ml、精子の数が基準よりやや少なめということが分かりました。人工授精を5回行い、一度も妊娠に至らなかったので、体外受精にステップアップ。初めての採卵で5個採れ、そのうち4個が授精し8分割まで育ちました。その中から、グレードの良いものを移植しましたが、結果は陰性。残りの卵を戻す前に鍼灸治療でお身体の状態を整えたいとのことで、ご来院されました。
そして当院で約2ヵ月間、治療回数9回で、妊娠判定陽性となり、現在は無事に安定期を迎えられています
それでは、T様にご協力いただきましたアンケートをご紹介させていただきます。
①通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
A. 高温期低温期はあったものの、ジグザグの幅が大きかった。通院をはじめてその幅 が小さくなった。
②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか。
A. 通院して2周期目で妊娠できたこと。つわりが比較的軽くすみ、今は快適な安定期をすごしていること。
③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
A. 仕事がハードな中、むちゃな生活をしていると、生きて行くことを優先するので、子宮への栄養やパワーを後まわしにしてしまうという事を聞いた時、すごく納得ができた。疲れていると子宮に栄養をまわすハリやお灸をしてもらえたので安心感があった。
④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
A. 不妊治療で原因不明の方、今まで(今も)無理な生活をしてきたと自覚のある方に 本当におすすめしたいです。
T様、丁寧なコメントをありがとうございました! 引き続き出産まで、しっかりと応援させていただきますね。
K様(42歳)、子宮外妊娠、子宮筋腫摘出を乗り越えついに妊娠
患者様のお声 〜妊娠報告〜皆様こんにちは。
当院に通院して妊娠された患者様の声をお届けいたします。
K様(42歳)、結婚から半年経過しても妊娠に至らないため、不妊専門クリニックへ。
検査では問題がなく、3ヶ月間のタイミング法から始まりました。セラキュアに来院されたのはタイミング法を始めて3周期目でした。その後人工授精にステップアップする予定とのことでしたが、できれば自然妊娠を希望されているというご夫婦の意向で、妊娠しやすいカラダ作りを中心とした治療をスタートさせました。
治療を始めてから一年経たない頃に、妊娠反応がでました。しかし残念ながら子宮外妊娠でした。手術後は経過をみながら再びタイミング法を行なっていました。半年ほど経ち、体外受精にステップアップをすることになり、順調に採卵と移植まで進みました。しかし初めての移植の結果は陰性でした。
しばらくして今度は子宮筋腫の手術をすることになり、そのため病院での不妊治療は少しお休みすることになりましたが、鍼灸治療は定期的に続けられていました。そして手術後2ヵ月して採卵をされました。受精卵は2個。そのうち1個目の移植は陰性でしたが、2個目の移植でついに陽性反応が出ました。
当初望まれていた自然妊娠はかないませんでしたが、二回の手術を乗り越え、辛抱強く治療を継続されていくなかで、卵子や内膜のクオリティが徐々に改善して妊娠に至ることができたのだと思います。
現在は無事に安定期を迎えられ出産まであと少しとなりました。幸せオーラに包まれたとっても可愛らしい妊婦さんです。
それでは、K様にご協力いただきましたアンケートをご紹介させていただきます。
①通院するようになって心身の状態はどのように変化してきましたか。
A. 通院前はとにかく1日でも早く妊娠したいという思いだった。結果的に初めて通院してから妊娠するまで(子宮外妊娠を除けば)3年以上かかったが、身体が妊娠を受入れる準備が整うまではじっくり身体と向き合っていくしかないことを治療を通して学んだので妊娠するまでの期間は自分にとっても必要な準備期間であったと思えるようになった。
②当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか。
A. 通院中に子宮外妊娠、子宮筋腫摘出で思いがけず2度も手術することになったが、それらを乗り越えて無事妊娠で来たこと。
③治療中の過程で、印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
A. 積極的に摂った方が良い食材、控えるべき食材についてアドバイスを頂いたこと。
④同じような症状で悩んでいる患者様へアドバイスやメッセージをお願いします。
A. 年齢を重ねれば重ねるほど妊娠の可能性が低くなるので焦ると思うが治療中やアドバイスを聞いて実践することで身体は改善していくはずなのであきらめずに取り組んでもらえればと思います。
K様、丁寧なコメントをありがとうございました! 妊娠するまでの3年半、なかなか思うようにならずに焦ることもあったと思います。しかし、いつもご自身の身体と向き合い懸命に治療を続られている姿が今でも目に焼きついています。無事に出産までたどり着けそうで、スタッフ一同大変嬉しく思っています。引き続き出産まで、しっかりと応援させていただきますね。
追記:その後K様は無事にご出産されました。ご報告はこちら→☆
HPをリニューアルしました!
セラキュアからのお知らせ鍼灸治療院セラキュアのホームページにお越し下さり、ありがとうございます。
患者様または現在ご検討いただいている方に、当院の治療内容と特徴をより深くご理解いただけるように、ホームページをリニューアルいたしました。
院長の菅田が不妊症をはじめとする多くの婦人科疾患の鍼灸治療を初めて約15年、そして目黒にて不妊症をメインに扱う女性鍼灸師のみの鍼灸治療院セラキュアを立ち上げて今年で丸9年になります。
鍼灸と整体・骨盤調整を組み合わせた独自の不妊治療T.F.M. セラキュア・ファティリティ・メソッドは、その間に大きく進化しており、より多くの患者様にその効果を体感していただいております。
詳細はこちらよりどうぞ→☆
また今年より、難治性の不妊症患者様のための「奇経八脈を利用した不妊治療」のご提供も開始いたしました。
詳細はこちらよりどうぞ→☆
再診のご予約のご希望は、ホームページの予約フォームから送信していただければ、当日または翌診療日中にこちらから確認のご連絡を差し上げます。ぜひご利用くださいませ。
新しいホームページでは、患者様に密着したセラキュアの治療内容をできるだけわかりやすくご紹介しておりますが、ご不明な点があればいつでもお問い合わせください。
着床鍼 〜受精卵の着床を促すための治療〜
セラキュアの不妊治療鍼灸治療をタイミング良く受ける事で、受精卵の内膜への着床を促すことができます。
着床鍼をご希望される場合は、体外受精の移植後、人工授精後、ご自宅でタイミングをお取りになった後にご来院下さい。
この治療はすでに着床している可能性がある場合にはいたしませんので、詳しい時期につきましてはこのブログの末尾をお読みいただくか、担当鍼灸師までご相談下さい。
どうして鍼灸で着床を促すことができるの?
….と疑問に思われる方も多いかと思いますので、簡単にご説明いたします。
通常の自然妊娠における排卵から着床までは、下記のように骨盤内でたくさんの動きがある時期です。
卵巣が卵子を排卵。
↓
卵管采(子宮からのびている卵管の先端)が卵子をキャッチ。
↓
卵子が、膣から子宮そして卵管へと旅をして来た精子と出会い、受精。
↓
受精卵は卵管から子宮の最適な場所に送り込まれて、内膜に着床。
この一連の動きが滞りなく進む事で妊娠が成立します。
排卵から着床にかけての時期は子宮や卵管の動きを妨げないように「気」がスムーズに流れていなくてはなりません。
「気」の流れはこんなときに滞ります。
●ストレスでイライラしているとき
●嫌なことを我慢しているとき
●過労で元気がないとき
●冷えで血流が悪いとき
●頭でいろいろ考え過ぎているとき
●心配事や不安で一杯のとき
●緊張感の続いたとき
不妊治療中の女性の多くは、少なくとも1~2つは当てはまるのではないでしょうか?
着床鍼ではまずひとりひとりの患者様ごとに「気の滞り」の原因を探り、それに対処しながら、気の動きを活発にする「理気」という治療をいたします。
同時に骨盤周囲の緊張している筋肉をゆるめ、子宮への血流を増やし、受精卵のベッドとなる内膜の充実を図ります。
着床鍼をお受けいただく最適のタイミングは、下記の通りです。
体外受精の移植後の着床鍼
胚盤胞の移植後では24時間以内に治療をすることで、内膜の最適な場所に着床できるようサポートいたします。また初期胚の場合は移植直後の当日から2~3日以内に着床鍼をお受けいただきます。移植の直前にも鍼灸治療を加えると、さらに効果的です。
人工授精の後の着床鍼
人工授精後4~5日以内に着床鍼をすることで、卵管の受精卵が上手く子宮内膜に移動して着床しやすくなります。
タイミング法の後の着床鍼
排卵の1~2日前から排卵後4~5日目までにお受けいただくことができます。
着床鍼に適した時期を過ぎると妊娠の可能性があるため、「安胎」という妊娠の維持を助けるための治療をお受けいただくようになります。
ご不明な点やご質問があれば、お気軽にスタッフにおたずねください。患者様の体質と治療法に合った最適の治療タイミングをご提案させていただきます。