妊活おすすめ季節の食材〜新生姜〜
不妊症克服!〜食養生〜昔から家庭の常備薬として用いられるほど薬効が高い生姜。東洋医学の考えによると食材の性質(五性)は温性。気血の巡りを良くして冷えを改善する、胃腸を温めて疲労を回復する効果があります。
また味(五味)では辛。気の巡りを良くする、血行を促進する、体表を開いて体に侵入した邪気を発散する、体温を上げて発汗を促す作用があると言われています。
6月〜8月に出回る新生姜は、収穫してすぐ出荷するのでみずみずしくて柔らかく甘味があります。その新生姜を貯蔵して乾燥させたのが年中目にする生姜で、繊維が増えて固く辛味が強いのが特徴です。
見た目や食感が異なりますが元は同じ。その効能とこの時期お勧めの新生姜レシピをご紹介します。
[効能その1] 体を温める
生姜に含まれる「ジンゲロール」は加熱すると「ショウガオール」という成分に変化し、体を芯から温める作用があります。
妊活中だけでなく女性にとって冷えは大敵。気温や湿度の変化が大きいこの季節、しっかり体を温めることで免疫力も高まります。
[効能その2] 殺菌・抗炎症効果
「ジンゲロール」には強い殺菌作用があるほか、炎症を鎮める作用もあり、喉の痛みや関節の痛みを軽減する効果が期待できます。
[効能その3] 消化促進
生姜に含まれる「ジンゲロン」は、消化液の働きを刺激して消化吸収を促し、内臓機能を活発にさせる効果があります。吐き気や胃もたれ、妊娠中のつわりにも効果的と言われています。
[おいしい新生姜の見分け方と保存法]
⚫︎ふっくらと大ぶりでハリと硬さがあり、綺麗な白(クリーム色)で茎部分が鮮やかな紅色、切り口がみずみずしいものを選びましょう。
⚫︎冷蔵するときはペーパータオルに包んでポリ袋に入れ野菜室で10日、冷凍する場合はスライスして冷凍用保存袋に入れ1ヶ月が目安です。
[おすすめレシピ]
⚫︎新生姜の甘酢漬け
お寿司屋さんでは「ガリ」と呼ばれ、「殺菌消毒効果」が食あたり予防になることや口がさっぱりするので口直しとして出されます。
東洋医学では妊娠と関係する臓器は肝臓、脾臓、腎臓と言われていますが、甘酢は、肝を補う酸味、脾を補う甘味、腎を補う塩味のバランスがよく、まさに妊活中に食べて欲しい食品です。
[作りやすい分量]
⚫︎新生姜 1パック(250gくらい) ⚫︎酢 200ml ⚫︎砂糖 100g ⚫︎塩・・・小さじ1〜2
※砂糖は精製度が低いてんさい糖やきび砂糖がお勧めです。
[作り方]
① 新生姜はきれいに洗い、赤い茎部分を切り取っておく。
スプーンでこそぐように皮を取る(デコボコしているところは切り離して、汚れをしっかり取る)。
② 繊維に沿って薄くスライスする。(スライサーがあれば、指を切らないようにストッパーを使って薄く削るように切る)。
③ 湯を沸かし、②を1分くらい茹で、ざるにあげて粗熱を取る。 冷めたら2〜3枚ずつ重ねて片手にのせ、もう片方の手で抑えるように水気を切る。(力を入れすぎると繊維が壊れ、シャキッとした食感がなくなるので注意)
④ 酢、砂糖、塩を鍋に入れ、沸騰しないように加熱する。熱いうちに③を加える。
生姜の甘酢漬けはそのまま食べるほかに、刻んで甘酢とともに散らし寿司やサラダに混ぜるなど、アレンジができます。ぜひお試し下さい。
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