体質改善にはまず調味料から 〜その3 醤油・味噌〜
不妊症克服! 〜調味料〜巷に溢れる食品添加物や、遺伝子組み換え食物。少しなら問題がなくても毎日摂取しているとどうなるでしょうか。誰でも体に必要なもの・不要なものを分別して排出する機能がありますが、それにより無駄なエネルギーを使ってしまったり、妊活に大敵な活性酸素の増加を招くことにもなります。
調味料を考える第三弾は醤油と味噌です。
醤油
原材料は大豆、小麦、塩。
原材料に記載されている大豆を確認すると、主に「脱脂加工大豆」と「丸大豆」があります。脱脂加工大豆は、有機溶剤で油を抽出したあとの大豆の搾りかすを使っているのですが、この有機溶剤に発ガン性があるのではないかと懸念されています。直接身体に取り入れるものではなくても、なるべく避けるに越したことはないと言われています。
また、この加工している大豆には遺伝子組み換え大豆を使用している可能性があります。日本では遺伝子組み換え大豆の栽培はしていないので、選べるなら国産丸大豆使用と書かれたものや、「(遺伝子組み換えでない)」と記載されているものを選んでみてくださいね。
脱脂加工大豆を使った醤油の場合、酸味料や調味料、着色料等の添加物を使って味を整えているもの多く見られます。お値段の高い醤油と安い醤油を見比べてみると原材料の違いがよくわかります。
味噌
主に米や麦・大豆・塩で作られた味噌。種類としては米味噌・麦味噌・豆味噌があります。大幅な違いはないですが、熟成期間の長くかかる豆味噌が一番栄養価が高いとされています。白味噌と赤味噌の違いでは、より発酵された味噌は色が濃くなるため、白味噌よりも赤味噌の方が栄養価が高くなるようです。
醤油と同じく、大豆を使用していますが、味噌で脱脂加工大豆を使っているものは見られません。しかし外国産の大豆を使用しているものも多かったり、「(国内製造)」と記載のあるものもあります。国内製造は外国産の原材料を使って国内で製造したものもあり、国産の原材料を使用しているとは限りません。はっきりと産地の記載がされているものが安心なのではないでしょうか。
ダシ入りの味噌も手軽で便利ですが、アミノ酸等の合成化学調味料が入っているものがほとんどです。好みや用途に合わせて使ってみてくださいね。
大豆は遺伝子組み換え作物のひとつであり、輸入している大豆の9割が遺伝子組み換えです。国内自給率は10%以下と言われていますので、大豆を原料とした食品や加工品のほとんどが遺伝子組み換え大豆を使っている可能性がある状況だと思います。
味噌や醤油以外にも、豆乳やソイプロテイン、今増えてきている大豆ミートなども輸入大豆を使用しているものがほとんどです。国産大豆を使用しているものは少ないですが、よく探すと売り場に置いてありますので、探してみてくださいね。
次回は調理でもよく使う油について考えてみたいと思います。
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