鍼灸でPMSを改善:自然な方法で心と体の調子を整える
セラキュアの不妊治療月経前症候群(PMS)は、生理前になると気分の浮き沈みや胸部の張り、
腹部の膨満感、便秘、痛みなどのさまざまな症状が現れ心身の不調を引き起こすものです。
程度の差はあれ多くの女性が経験しているもので、日常生活に影響を与えることがあります。
しかし、最近の研究では、鍼灸治療がPMSの症状を自然に和らげる有効な方法であることがわかってきました。
ホルモンバランスへの働きかける鍼灸治療
特に注目されているのは、鍼灸がPMSに関連する神経・内分泌系を調整する点です。
神経・内分泌系は、女性ホルモンの分泌に密接に関連しており、このホルモンバランスの乱れがPMSの主な原因の一つとされています。
鍼灸治療は、ホルモンバランスを調整し、身体的および精神的な症状を軽減する可能性があると示唆されています。
ひとりひとりの体質に合わせたPMS治療
PMSの症状に悩んでいる方にとって、鍼灸は安全で効果的な治療法のひとつです。
気分の変動や体の不調を和らげ、より快適な日常生活を送るための手助けをします。
例えば、気分が落ち込みやすい方と、コントロールができない方では体質が異なり、使用する鍼はツボなども異なります。
当クリニックでは、お一人お一人の体質に合わせたテイラーメイドの治療プランを提供し、PMSの症状を軽減するサポートをいたします。
PMSに対する鍼灸治療に関心のある方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。
鍼灸を通じて、心身のバランスを整え、快適な毎日を送りましょう。
この記事は以下の研究データに基づき作成しております。
Recent studies suggest that acupuncture may have beneficial effects on managing premenstrual syndrome (PMS). Research presented in recent conferences and publications highlights the potential of acupuncture to alleviate symptoms associated with PMS, such as mood swings, bloating, and pain.
One study in particular explored how acupuncture can modulate the neuroendocrine system, which is closely linked to the symptoms of PMS. This research suggests that acupuncture may help regulate hormonal imbalances that contribute to PMS, potentially reducing both the physical and emotional symptoms. Furthermore, the integration of acupuncture into the treatment of menstrual disorders has been increasingly recognized in clinical settings as part of a broader approach to women’s health [oai_citation:1,Research Update: Recent 2023 studies on acupuncture for pain | shaftesburyclinic](https://shaftesburyclinic.com/research-update-recent-2023-studies-on-acupuncture-for-pain/) [oai_citation:2,Research Highlights for 2022 – Research – Medicine in Motion News](https://news.med.virginia.edu/research/research-highlights-for-2022/) [oai_citation:3,2023 Conference Program Summary](https://www.acupunctureresearch.org/Program).
For further reading on this topic, exploring more recent studies published in acupuncture research journals or attending relevant medical conferences might provide deeper insights.
待合室に妖精トムテがやってきました
待合室の季節のお花待合室の季節のお花がリニューアルいたしました。
今回のテーマは「トムテとすごすクリスマス」
『トムテとは、北欧の民話に伝えられる妖精のこと。家の守り神とも言われています。
庭の白樺の木に宿り、皆様のご家庭が平和に守られますように願いをこめて制作しました。
Merry Christmas!!』
と、華道家の島田光和様よりメッセージをいただきました。
トムテと一緒に、可愛い小鳥たちが今にも動き出しそうです。
治療院にお越しの際はぜひご覧になってくださいね。
妊活をサポート〜家庭でできるセルフケア 三陰交
不妊症に効くツボ三陰交は、3つの陰の経絡が交わるところという意味 があり、肝経(血の蔵と気の巡り)、脾経(消化吸収し、気血を作る)、腎経(生命エネルギーの源) という生殖に深く関わる経絡が通ります。
骨盤内の子宮や卵巣の血行を良くし、女性の健康維持、増進にとても重要なツボで、「婦人科の要穴」または「足三里」に準えて「女の三里」とも呼ばれています。
3つの血と気の流れを同時に促してくれるので全身の血行が良くなり、ホルモンバランスを整えるので、妊活には欠かせないツボです。
主な効果は下記の通り。
⚫️冷えやむくみの改善
⚫️生理痛や生理不順の緩和
⚫️更年期障害の緩和
⚫️自律神経失調症の緩和
⚫️血液循環の改善
⚫️抑うつや不眠の緩和
⚫️下痢や便秘など消化器症状の緩和
⚫️腰のだるさや痛みの緩和
生理、妊娠、出産、更年期と女性のライフステージ全般に関わり、セラキュアでも妊娠初期や切迫早産の可能性のある時以外は、積極的に使います。
足の内くるぶしから横に指を4本並べた位置で骨に沿って押すと痛気持ち良いところにあります。
手で押す時はゆっくり息を吐きながら静かに押し、息を吸いながら離す、これを3回くらい続けるとよいでしょう。お灸をするのも良いですね。
足首あたりは三陰交以外にも大事なツボが沢山あるので、ソックスやレッグウォーマーなどで冷やさないようにすることも心がけて下さい。
鍼灸で卵子の質を高める方法、妊娠率を向上!
セラキュアの不妊治療不妊治療に取り組む女性にとって、卵子の質や数の低下は大きな不安要素となります。
特に卵巣予備能の低下(DOR)や卵巣反応不良(POR)などの卵巣の機能低下に悩む方々にとっては、
少しでも妊娠の可能性を高めるための効果的な治療法を探していることでしょう。
最近の研究では、鍼灸治療が卵巣機能を改善し、卵子の質を向上させる可能性があると示唆されています。
卵巣機能を向上させる鍼灸治療
鍼灸は、卵胞の発育に必要なホルモンバランスを整え、卵巣機能を向上させる効果があるとされています。
具体的には、脳と卵巣のコミュニケーション(視床下部-下垂体-卵巣軸)を調整し、
卵巣予備能の指標である胞状卵胞数(AFC)や抗ミュラー管ホルモン(AMH)の数値を向上させることが報告されています。
血流の改善と酸化ストレスの軽減が不可欠
健康な卵子の発育には、卵巣への酸素や栄養素の配給のための十分な血流が欠かせません。
鍼灸は卵巣への血流を促進し、卵子の質を悪化させる原因となる酸化ストレスを軽減します。
これにより、卵子の質と数を高める助けとなります。
IVF治療との併用効果
鍼灸は、体外受精(IVF)などの不妊治療と併用することで、妊娠率の向上や卵子の質を改善させる可能性があると報告されています。
特に、薬剤を使用した卵巣刺激法と組み合わせることで、より良い結果が得られることが期待されています。
これらの研究結果から、鍼灸が卵子の質を改善し、妊娠を目指す女性にとって有力な選択肢となると言えます。
効果には個人差があるため、治療を始める前に不妊症を専門とする鍼灸師とよく相談し、
自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。
当院では国家資格を所持した経験豊富な女性鍼灸師が、不妊治療の成功率を高めるサポートを行っています。
卵子の質や妊娠率を向上させたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。みなさまの夢を実現するための力になりたいと考えています。
この記事は以下の研究データに基づき作成しております。
Several studies have explored the impact of acupuncture on the quality of oocytes, eggs, and follicles, particularly for women facing fertility challenges such as diminished ovarian reserve (DOR) or poor ovarian response (POR).
1. **Improvement of Ovarian Function**: Research indicates that acupuncture can improve ovarian function by enhancing the hormonal environment necessary for follicle development. This includes regulating the hypothalamus-pituitary-ovarian axis, which plays a critical role in reproductive health. Acupuncture has been shown to increase the antral follicle count (AFC) and anti-Müllerian hormone (AMH) levels, both of which are indicators of ovarian reserve and egg quality [oai_citation:1,Frontiers | Systematic review of acupuncture to improve ovarian function in women with poor ovarian response](https://www.frontiersin.org/journals/endocrinology/articles/10.3389/fendo.2023.1028853/full) [oai_citation:2,Fertility Acupuncture for Low Egg Reserve: Improving Follicle Quality and Count](https://www.infertilitynaturopath.com/post/fertility-acupuncture-for-low-egg-reserve-improving-follicle-quality-and-count).
2. **Enhancing Blood Flow and Reducing Oxidative Stress**: Acupuncture has been demonstrated to improve blood flow to the ovaries, which is crucial for delivering the oxygen and nutrients needed for healthy egg development. Additionally, acupuncture may reduce oxidative stress in the ovaries, which is linked to the deterioration of egg quality. This makes it a potentially valuable adjunctive therapy for improving both the quality and quantity of oocytes [oai_citation:3,Fertility, Acupuncture – How to Improve Egg Quality – The Oldershaw Clinic](https://eastbayfertilityacupuncture.com/fertility-egg-quality/).
3. **Clinical Outcomes in IVF**: Systematic reviews have found that acupuncture, when combined with fertility treatments like controlled ovarian hyperstimulation (COH) for IVF, can improve pregnancy outcomes, including higher clinical pregnancy rates and better quality of oocytes. However, the results are mixed, and more high-quality randomized controlled trials (RCTs) are needed to confirm these findings conclusively [oai_citation:4,Frontiers | Systematic review of acupuncture to improve ovarian function in women with poor ovarian response](https://www.frontiersin.org/journals/endocrinology/articles/10.3389/fendo.2023.1028853/full).
These studies suggest that acupuncture could be a beneficial complementary treatment for women seeking to improve their egg quality, particularly those undergoing fertility treatments. However, the exact mechanisms and effectiveness can vary, and further research is necessary to fully understand its role.
アルカライズで妊活
不妊症克服!〜食養生〜アルカライズという言葉をご存知でしょうか。
身体をアルカリ性に近づけて整えることをアルカライズと言います。
ミス・ユニバースジャパンの公式栄養コンサルタントとして長年活躍されてきたエリカ・アンギャルさんは自身の著書「不調を治すアルカライズダイエット」でこうおっしゃっています。
「アルカライズのいちばんの魅力は、身体を正常に保つための根源の部分を整えてくれること。細胞のひとつひとつから、全身を満たす体液にいたるまで、最高のパフォーマンスを発揮できる環境へと最適化してくれる。」
身体のパフォーマンスが向上するということは、エイジングによる変化や不調が起こりにくくもなります。
これは妊活にとても重要なことですよね。
この本を読んで、身体のベースを整えるということが基本だなと再認識しました。
妊活にはこれが良い、あれが良い、これはダメというのは置いておいて、もっとシンプルに身体を整えられる方法だと思います。
ではなぜアルカリ性に身体を整えるのが重要かというと
細胞、体液、体内酵素が弱アルカリ性の環境で最も活動できる
からです。
他にも、卵子のクオリティに重要なミトコンドリアの活動も弱アルカリ性の環境で活発になります。
現代の生活は酸性に傾きやすいと言われており、それは欧米化した食事の多さや、加工された食品、ストレス、加齢、腸内環境など様々な要因で起こります。
例えば加工食品の場合は、加工する過程でビタミンやミネラル・食物繊維や抗酸化物質などが失われてしまうため、加工されていないフレッシュな食品と比べると酸性度が高くなってしまうと言われています。
またストレスも非常に関係が深く、交感神経優位な状態は呼吸が浅くなり、吐き出すはずの炭酸ガスが排出しきれず身体の酸性度が高くなるとも言われています。
さらに妊娠中のつわりも酸性度が関わっているのではないかと考えられていますね。
この本では主に加工食品や動物性食品であるお肉、お魚、卵、乳製品や小麦粉製品、アルコールなどが酸性の食品とされており、野菜やフルーツ、お米、海藻類はアルカリ性。
酸味が強い梅干は酸性かと思いきやアルカリ性食品です。
梅干は東洋医学的にも酸味と塩味で妊活に重要な「肝」と「腎」を補うパワーフードでもあります。
これらの酸性食品は一切摂ってはいけないわけではなく、酸性食品3 : アルカリ性食品7の割合を意識するだけでも十分身体は変わっていくそうです。
妊活中だからあれをしなきゃ、これはダメ、に囚われず、肩の力を抜いてアルカライズを取り入れてみてはいかがでしょうか?
本にはもっと細かく食品の性質が載っていますので、ご興味のある方はご覧になってみてくださいね。
鍼灸治療で全身のホルモンバランスを整え、健康をサポート
セラキュアの不妊治療ホルモンとは特定の臓器や器官で作られ、血液の中を流れて標的の臓器に運ばれ身体の働きを調整する化学物質です。
例えばドーパミンや、アドレナリンなどのホルモンが有名ですね。
ホルモン分泌は自律神経によって調節されているため自律神経を整える鍼灸治療がホルモンバランスを整えるのに有効です。
月経不順や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、更年期障害、甲状腺の問題など、
さまざまなホルモンバランスの不調を抱えている方に対して鍼灸治療は自然で効果的なアプローチとなります。
月経周期の調整
鍼灸は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンに働きかけることで、月経周期を調整する効果が注目されています。
これらのホルモンは健康な月経に欠かせないものであり、そのバランスが崩れると
月経不順や月経痛、強い月経前症候群(PMS)を引き起こす可能性があります。
鍼灸は、血流を改善し、ストレスに関連するホルモンバランスを整えることで、
これらの症状を和らげ、規則的で快適な月経周期をサポートします。
PCOSのサポート
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性の生殖年齢に多く見られる症状で、
ホルモンバンランスの乱れにより排卵や月経が不規則になる特徴があります。
鍼灸は、排卵機能に重要な役割を果たす黄体形成ホルモン(LH)や卵胞刺激ホルモン(FSH)の調整をサポートし、
ホルモンバランスを回復させることで、月経不順やインスリン抵抗性などのPCOSの症状を軽減する効果が期待されています。
更年期症状の緩和
更年期に現れるホットフラッシュや寝汗、気分の浮き沈みなどの不快な症状は女性ホルモンが安定しないことによって起こります。
鍼灸は、女性ホルモンのバランスを整えこれらの症状を緩和する効果があります。
また、ホルモン補充療法(HRT)に伴う副作用を避けながら、安心して利用できる方法です。
甲状腺機能のサポート
甲状腺は全身の代謝を調整する重要な役割を担っており、甲状腺ホルモンのバランスが崩れると、
甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などの状態を引き起こす可能性があります。
鍼灸は、血行を促進し、コルチゾールやインスリンといったホルモンを調整します。
甲状腺機能を正常に保つことで、全身の代謝機能をサポートします。
当院で鍼灸を選ぶ理由
鍼灸は、副作用が少なく、ホルモンバランスを整えるための自然な方法です。
体の自然治癒力を引き出し、血行を改善し、ストレスを軽減することで、全身の健康をサポートします。
初めての方でも安心して受けられるように、資格を持つ鍼灸師がみなさまに合った治療計画を丁寧に立てます。
鍼灸によるホルモンバランスの調整にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事は以下の研究データに基づき作成されています。
Acupuncture has been increasingly recognized for its potential to help balance hormones in the female reproductive system. Several studies and reviews indicate that acupuncture can influence various hormones and improve conditions related to hormonal imbalances.
1. **Menstrual Cycle Regulation**: Acupuncture has been shown to help regulate hormones such as estrogen and progesterone, which are crucial for a healthy menstrual cycle. It can alleviate menstrual pain, regulate irregular cycles, and reduce symptoms of PMS by improving blood flow and reducing stress-related hormonal imbalances [oai_citation:1,Acupuncture for Hormone Balance](https://familywellnessacupuncture.com/2024/03/15/benefits-acupuncture-hormone-balance/).
2. **Support for PCOS**: In cases of Polycystic Ovary Syndrome (PCOS), acupuncture has been found to positively influence the levels of luteinizing hormone (LH) and follicle-stimulating hormone (FSH), helping to restore a more balanced hormonal environment. This can improve ovulatory function and reduce the symptoms of PCOS, such as irregular periods and insulin resistance [oai_citation:2,Acupuncture for Hormone Balance](https://familywellnessacupuncture.com/2024/03/15/benefits-acupuncture-hormone-balance/) [oai_citation:3,Acupuncture and Hormone Imbalance: A Guide – Natural Life Acupuncture & Wellness](https://naturallifeacupuncture.com/2023/08/24/acupuncture-and-hormone-imbalance-a-guide/).
3. **Menopause Symptom Relief**: For women going through menopause, acupuncture has been effective in reducing hot flashes, night sweats, and mood swings by balancing estrogen levels and supporting overall hormonal harmony [oai_citation:4,Rebalancing Hormonal Havoc: The Role of Acupuncture in Hormone Health – Advanced Women’s Health Clinics](https://www.advancedwomenshealth.ca/blog/rebalancing-hormonal-havoc-the-role-of-acupuncture-in-hormone-health) [oai_citation:5,Acupuncture for Hormone Balance](https://familywellnessacupuncture.com/2024/03/15/benefits-acupuncture-hormone-balance/).
4. **Thyroid Function**: Acupuncture also supports thyroid health by enhancing circulation and promoting hormone balance, which can be beneficial in cases of hypothyroidism or hyperthyroidism. It helps regulate hormones like cortisol and insulin, contributing to overall endocrine health [oai_citation:6,Acupuncture and Hormone Imbalance: A Guide – Natural Life Acupuncture & Wellness](https://naturallifeacupuncture.com/2023/08/24/acupuncture-and-hormone-imbalance-a-guide/).
The holistic nature of acupuncture, along with its minimal side effects, makes it an appealing option for those looking to manage hormonal imbalances naturally. However, it is always recommended to work with a qualified practitioner to develop a personalized treatment plan.
For more detailed information on the specific studies and evidence supporting these effects, you can visit the sources: [Advanced Women’s Health Clinics](https://www.advancedwomenshealth.ca) and [Family Wellness Acupuncture](https://familywellnessacupuncture.com).
鍼灸で体外受精の着床率を上げる方法
セラキュアの不妊治療体外受精(IVF)は不妊治療の中でも非常に効果的な手法ですが、すべてのカップルが一度で成功するわけではありません。
最近の研究では、胚移植後の鍼灸治療が着床率を向上させる効果があることが明らかになり、
不妊治療を受ける多くの方々にとって着床鍼を組み合わせることがスタンダードになりつつあります。
鍼灸が着床成功率に与える効果
ある研究では、特に胚移植の前後に鍼灸治療を行うことで、妊娠率が大幅に向上することが報告されています。
鍼灸には子宮内膜の受容性を高め、子宮への血流を増加させることで胚が着床しやすい環境を作る効果があるとされています
当院では、鍼灸を通じてIVFの成功率を高めるためのサポートを行っています。
特に受精卵の移植前後に行う【着床鍼】着床の確率を上げるための大切なステップと考えております。
通院中の患者様におかれまして、移植日が決まりましたら優先してご予約を承っております。
体外受精における成功率をさらに向上させたいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。
みなさまの大切な一歩を、私たちがしっかりと支えます。
この記事は以下の研究データに基づき作成しております。
Recent studies have provided substantial evidence on the positive effects of acupuncture on embryo implantation following embryo transfer in in vitro fertilization (IVF). One systematic review and meta-analysis highlighted that acupuncture, especially when administered around the time of embryo transfer, can significantly improve clinical pregnancy rates. The review found that acupuncture helps by improving uterine receptivity, increasing blood flow to the uterus, and potentially enhancing the implantation environment [oai_citation:1,Effects of acupuncture on pregnancy outcomes in women undergoing in vitro fertilization: an updated systematic review and meta-analysis | Archives of Gynecology and Obstetrics](https://link.springer.com/article/10.1007/s00404-023-07142-1) [oai_citation:2,Effect of Acupuncture on Outcomes of in vitro Fertilisation: A Scoping Review | Chinese Journal of Integrative Medicine](https://link.springer.com/article/10.1007/s11655-021-3459-6).
Furthermore, another study suggested that the timing and frequency of acupuncture are critical. Acupuncture performed both before and after embryo transfer showed better outcomes compared to acupuncture performed at other times during the IVF cycle [oai_citation:3,Effect of Acupuncture on Outcomes of in vitro Fertilisation: A Scoping Review | Chinese Journal of Integrative Medicine](https://link.springer.com/article/10.1007/s11655-021-3459-6).
These findings support the use of acupuncture as a complementary therapy in IVF, particularly to enhance embryo implantation success. However, as always, individual results may vary, and consulting with a healthcare provider is recommended to tailor the treatment to individual needs.
思うツボ 4.「三陰交 さんいんこう」
不妊症に効くツボ女性の月経周期を助け、安産を約束してくれることでも名高い、「三陰交 さんいんこう」というツボがあります。
三陰交という名前は、3つの陰の経絡が交わるという意味からきています。(経絡については2009年1月30日のブログを参照してください)三陰交のように複数の経絡が交わるところにあるツボは、それぞれの経絡の特徴を併せ持つので、とても使い勝手の良いツボです。
3つの陰の経絡とはそれぞれ、腎経ー元気の源・生殖機能、肝経ー血の貯蔵と気血の循環、脾経ー消化吸収・水の代謝という機能を持ちます。三陰交は、この3つの機能をすべてサポートするツボなのです。東洋医学の陰陽理論では女性は陰のエネルギーが強いとされているので、昔から初潮から妊娠、出産、そして閉経まで、この三陰交にお灸をすえ続ける慣習もありました。セラキュアでの不妊治療、安産治療でも、使用頻度がとても高いツボで、特に低温期には質の良い卵胞と内膜を育てるためにご自宅でのお灸もオススメしています。
三陰交には月経周期を整え、身体を温め、毒素を取り除き、生殖能力をアップするだけではなく、消化器の気を補なって、食べ物の消化吸収を促進し、余分な水分を取り除いて身体をひきしめる効能もあります。気、血、体液の流れがスムーズになり、むくみやだるさが減少し、栄養と温かさが身体の隅々にまで運ばれます。さらにイライラを鎮めて、心を穏やかに保つ作用もあります
このように多彩な効用がある三陰交ですが、このツボは、誰でも自分で触れることができるという点でも大変優れています。
内くるぶしのいちばん高いところから、指4本上辺り、骨の後ろ際の凹んだところです。ツボは動いていていつも同じ場所にないことは、「思うツボ」シリーズ初回でお伝えしました。三陰交は特に、妊娠後期に胎児が下がってくるにつれて、だんだん位置が下がってくるツボでもあります。だいたいの目安を付けたら、目を閉じてゆっくり指で押しながら、凹みを探してみてください。
妊娠力アップ、安産、陣痛促進など、女性を守るツボである三陰交は、生まれてくる赤ちゃんにも贈り物をくれます。子供の胃腸、精神を強くして、健やかに成長するための礎を作ってくれるのです
自宅で出来る温灸の他にも、やさしく指圧して上げるだけでも効果はあります。月経不順、月経痛、不妊症などでは毎日お灸を。妊娠中は12週目以降くらいから少しづつ始められると、安全でスムーズなお産の手助けになります。
三陰交の素晴らしい作用を、ぜひご自宅でも発見してみてください。
待合室はハロウィン気分
待合室の季節のお花あっという間に残暑が過ぎ、秋めいてまいりました。
急激な気温の変化で、皆様体調は崩されていないでしょうか。
さて、治療院の待合室にはハロウィンがやってきてとても賑やかな雰囲気になりました。
今回のテーマは
『ハロウィンと秋のハーモニー』
「毛糸で編んだもこもこのかぼちゃと、ベルベッドの小さなカボチャが愛らしく皆様をお迎えします。
オレンジのダリヤや紅茶色のコスモス、そして実もので奏でる秋のハロウィンハーモニーをどうぞお楽しみください。」
と華道家の島田光和様よりコメントをいただきました。
いつも素敵なお花で待合室を華やかにしてくださりありがとうございます。
毛糸のかぼちゃがとっても可愛らしいですね。
皆様もお越しの際にはぜひご覧になってください。
妊活をサポート〜自宅でできるセルフケア 足三里
不妊症に効くツボ東洋医学では、目には見えないエネルギー「気」が全身を流れていると考え、その気の通り道を「経絡」と呼んでいます。
全身に張り巡らされた経絡を地下鉄に例えると、(ツボ(経穴)」は、その経絡上の要所であり、地上に通じる駅のようなもので、全身に360以上存在します。
経絡はそれぞれ内臓と繋がりがあり、ツボは体の変調を伝える反応点であり、治療点でもあります。
セラキュアでは、患者様のお身体の状態や体質等に合わせて、様々なツボを組み合わせ、筋肉や神経にもアプローチして施術しておりますが、さらにご家庭でも指圧やお灸などのケアをしていただくことで、より一層の効果が得られます。
そこで、よく使うツボとその効用、場所についてお伝えします。
足三里
養生のツボとして有名な足三里。奥の細道で松尾芭蕉が足三里にお灸を据えて旅を続けたことでも知られています。
足三里は「陽明胃経」と言う経絡上にあり、食欲不振や胃もたれなど消化器系の不調によく効きます。
また、多気多血と言って、妊活に欠かせない気(エネルギー)と血(栄養)を充実させるので、妊活の治療に必ず使うツボです。
他にも疲労回復、自律神経失調の改善、健康長寿など、まさに心と体に効く万能のツボです。
足三里の名前は、膝のお皿の下の窪みから三里(三寸)離れた位置にある、里(気が集まる場所)というのが由来のようです。
膝のお皿の下に、人差し指から小指までを横にしてのせ、脛の外側辺りを押してみて、痛気持ちいい場所を探してみてください。
優しく指圧するだけでも効果はありますが、お灸をすることで、血流が良くなり、様々な不調が改善されて元気が出てきます。
ぜひご自宅でも試してみて下さい。