妊活をサポート〜家庭でできるセルフケア ふくらはぎマッサージ
不妊症克服!〜日常生活〜みなさんは、ご自分のふくらはぎを触ったことはありますか?
押すと痛かったり、冷たかったり、むくんでいたり…
日によってコンディションに違いはあれど、これらは血流が悪くなってしまっているサインです。
妊活とはあまり関係がないように思いますが、意外にもふくらはぎは子宮と関わりがあるため、妊活中にはふくらはぎのケアをすることをオススメします。
ふくらはぎと子宮の関係
ふくらはぎは第2の心臓とも言われており、筋肉のポンプ作用によって下半身の血流を体幹に押し戻す役割があります。
病院では点滴が入りにくい患者さんのふくらはぎをマッサージすると点滴がスルスル入っていくというのは有名な話です。それほどふくらはぎのポンプ作用が全身の血流に関係しているということがわかります。
ではどうして子宮と関係があるのでしょうか。
それはふくらはぎから心臓へ戻っていく際に、まず骨盤内を通過していくからです。
冷えていれば、冷たい血液が骨盤内に入り込み子宮を冷やします。
硬くなっていれば、筋肉のポンプ機能がうまく働かず、子宮への血流量が低下してしまいます。
むくんでいる状態も同じく、血流が悪くてむくみが生じているため、子宮への血流が悪い状態です。
東洋医学では足が冷えていると子宮も冷えていると考えており、妊活中の方はもちろん月経痛が辛い方や生殖器系の疾患がある方などに足を冷やさないよう推奨しているのはこのためです。
ふくらはぎの経絡
足元にあるツボでは子宮に関係する『三陰交』(さんいんこう)が有名ですが、ふくらはぎ側にも良いツボがあるんです。
アキレス腱の内側のラインを腎経、アキレス腱の外側のラインを胆経が通っています。
そして中央には膀胱経という経絡が通っており、目頭から上へ登り、後頭部〜背中〜殿部〜ふくらはぎ〜足の小指までつながっています。
この膀胱経は妊娠に関連する腎経と深い関わりがあります。ふくらはぎ中央にある『飛陽』(ひよう)というツボは、腎経へ気を飛ぶように早く流してくれる働きをするんです。
また腰にもつながっていることから、腰痛のケアにもなります。腰痛にオススメなのは膝裏中央にある『委中』(いちゅう)。腰は腎と関わりがあるため、腰の重たさやダルさをケアすることは腎のエネルギーの活性化にも繋がります。
ふくらはぎのセルフマッサージ
マッサージではセサミオイルを使うのがオススメです。
セサミオイルはサラッとしていますが、皮膚に塗布すると約3分ほどで血液中へ、約5分後には骨髄へ到達するといわれているほど非常に浸透の良いオイルです。
そのため、体内の老廃物を排出する効果も高く、定期的にオイルマッサージをすると瘀血の改善にも繋がります。
溜まったものを流すように足首から上へ向かってマッサージしましょう。
またオイルでのマッサージは皮膚を保護し潤いを与えます。東洋医学では皮膚は肺と関係があり、皮膚の不調は肺の症状に関係するとも考えられています。
現代では「アレルギーは皮膚から起こる」とも言われており、アトピーなど皮膚の状態が悪いとそこからアレルゲンが侵入し症状を悪化させてしまうため、肌が保湿され潤っている状態が好ましいとされています。
皮膚が潤っていてバリア機能が正常に働いている状態は、アレルゲンに対してのバリアにもなる他、肺を強くし風邪などの外邪への抵抗力を高めます。
アレルギー症状が出ている状態というのは、子宮内の免疫バランスにも影響が出てしまっている可能性もありますので、妊活中にはマッサージと共にお肌のケアも大切ですね。
以前の花粉症についてのブログもご覧になってみてください。
当院ではオプションメニューとして
ふくらはぎ療法(オイルまたは指圧)1100円
もご案内可能です。
いつもの治療にプラスするだけで身体のスッキリ感が違います。
ぜひお試しください。
不妊治療専門 鍼灸治療院セラキュアでは、経験豊富な女性鍼灸師がお一人お一人に合わせた鍼灸治療とライフスタイルに合わせたアドバイスをさせていただき、妊活を全力でサポートいたします。
念願の赤ちゃんを抱きしめるその日まで、最高の治療をご提供できる体制を整えておりますので安心してお任せください。
まずはお気軽にご相談ください。
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不妊鍼灸治療院セラキュア
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