目黒区在住O様(40歳)より出産のご報告をいただきました
患者様のお声 〜出産報告〜O様は、人工授精、採卵、移植を何度か繰り返すも妊娠に至らず当院にご来院。治療開始後、1度目の移植は妊娠に至りませんでしたが、鍼灸治療開始約半年後、2度目の移植で無事妊娠に至りました。途中逆子になりましたが、逆子の治療を行い、無事に戻ってくれました。
ご出産、本当におめでとうございます!
①ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況)
予定日の一週間前より前駆陣痛〜高位破水となり、36時間の陣痛でした。子宮口が4.5cmとなったところで麻酔注入、その後分娩自体は2時間程度でした。とにかく陣痛がつらかったです。
②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか?
不妊治療のホルモン投薬の影響もありメンタル不調もあったので、リラックスできました。
③当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか?
初めて妊娠が成立したこと。
④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
・スタッフの方が知識豊富だったこと
・逆子(横向き)が治ったこと
⑤同じような症状で悩んでいる患者様へのアドバイスやメッセージをお願いします。
不妊治療は何が自分に合っているか迷うことも多いと思いますが、色々試してみて「これは心地良いな」と思うものがあれば続けてよいと思います。私にとっては鍼灸は心地良いものでした。
O様、アンケートのご協力ありがとうございました。ご出産本当におめでとうございます。
スタッフ一同、お子様の健やかな成長を心よりお祈りしております。
港区在住Y様(43歳)より出産のご報告をいただきました
患者様のお声 〜出産報告〜Y様は、妊娠中期から恥骨の痛みや下肢のだるさやしびれなどのメンテナンスをはじめとした、妊娠のサポートのためご来院されました。
ご出産、本当におめでとうございます!
①ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況)
予定日をすぎ、誘発を2日にわたり行い、真夜中すぎた時にヒートパックを腰に当てたとたん破水し、13時間ほどで産まれました。
②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか?
高齢出産ということもあり、できるかぎりの身体のメンテナンスはしておきたいと思い、通院をはじめました。体はもちろん状態がとても良くなったこともあり、気持ちも落ちついたと思います。
③当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか?
担当していただいた皆さんにアドバイスや経験談を聞かせていただき、心強く思いました。
④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
誘発のツボに反応した時。体、子供が「まだ!」と言っているようで、急がず焦らずしないといけないと。
⑤同じような症状で悩んでいる患者様へのアドバイスやメッセージをお願いします。
急がず焦らず!ひとつとして同じ出産はないので、自分は自分の妊娠を楽しんでください。
Y様、アンケートのご協力ありがとうございました。ご出産本当におめでとうございます。
スタッフ一同、お子様の健やかな成長を心よりお祈りしております。
その虚脱感、隠れ貧血かもしれません
不妊と関わる病気疲れやすい・冷え・身体のこり・動悸や息切れ・お肌の調子が悪い・イライラしやすい・落ち込みやすい…など、なんだか調子が悪いな…ということはありませんか?
実はこのような不定愁訴は、貧血によって起こっている場合があるのです。
約3人に1人という多くの方が貧血で、そのうち9割が鉄欠乏性貧血と言われています。
よく、ふらついたり立ちくらみをする印象がありますがそれだけではありません。
鉄は主に「酸素の運搬」「エネルギー代謝」「コラーゲン代謝」「抗酸化酵素の構成」「神経伝達物質の生産」に関わっているため、鉄欠乏性貧血になると様々な不定愁訴が表れてしまうのです。
貧血は種類が多く、他の病気が原因で起こることもありますが、今回は割合の多い鉄欠乏性貧血についてお話しますね。
見逃されやすい隠れ貧血
赤血球のヘモグロビンに鉄が含まれているため、血液検査ではヘモグロビン値を見て判断します。大体12〜16g/dlが範囲内で、それ以下だと貧血と判断されます。
しかし、ヘモグロビンの数値は問題がないのに不定愁訴がある…。こういった状況はとても多くあるんです。
鉄の貯蔵や濃度の維持を行なうフェリチンというタンパク質があります。
鉄は「フェリチン」→「血清鉄」→「ヘモグロビン」の順に消費され減っていきます。
ヘモグロビンの数値に問題がなくてもフェリチンが減ってしまっていると不定愁訴は起こります。
この “ヘモグロビンは正常なのにフェリチンが低下している状態” を『潜在性鉄欠乏』と言います。いわゆる『隠れ貧血』の状態です。
見つけるためにはフェリチンの数値を調べる必要がありますが、通常の血液検査ではフェリチンは検査項目に入っていません。詳しい検査を必要とする場合や、検査項目の追加をお願いする事で検査ができます。健康診断でもオプションで項目の追加ができるようです。
女性は月経により鉄が不足しがち
毎月起こる月経。個人差はありますが、1周期の月経で約20〜140mlほどの経血が排出されます。さらに内膜症やポリープ・筋腫などがある場合は、子宮内膜の面積が増えてしまうため、経血の量は300mlほどになることも。
その他、月経以外でも下記のような状況は鉄不足を招いてしまいます。
●出血・潰瘍・血尿などによる鉄の喪失
●胃の切除・胃炎・偏食などによる鉄の供給不足
●成長期・妊娠・授乳などによる鉄の需要増大
毎月起こる月経。女性の場合、気付かないうちに鉄不足となってしまっているかもしれません。積極的に鉄分の補給をする必要がありますね。
卵子の質にも影響大!
質の良い卵子を育てるために鉄は重要な働きをします。卵子の質に大きく関わっているミトコンドリアの活性には酸素が必要です。呼吸で取り込んだ酸素は、ヘモグロビンとくっついて全身に運ばれるため、鉄の不足はミトコンドリアの活動にも関わります。
反対に老化を促進し卵子の質を悪くするとされる酸化。この酸化に抗うためには抗酸化酵素が必要なのですが、鉄は抗酸化酵素を作る構成物質となるため卵子の老化を防ぐ役割もしてくれます。
黄体ホルモンの分泌にも大切
妊娠を維持していくには子宮内膜を厚くする・体温を上げるための黄体ホルモンが活躍しますが、鉄分はこの黄体ホルモンの分泌に必要な栄養素です。不足すると子宮環境が整わず着床しにくくなってしまうこともあります。
妊娠中は約2倍の鉄が必要
妊娠中は多くの酸素を胎児へ送る必要があるので、お母さんは鉄不足となり貧血の症状がより出やすくなってしまいます。妊娠前に比べると、妊娠中には約2倍の鉄分が必要になると言われています。また、貧血のお母さんから生まれてきた子どもも貧血になりやすいと言われています。生まれてくるお子様の成長・発育のためにも妊娠中は積極的に鉄分の補給をしましょう。
安産のためにも鉄を
出産の際に貧血状態であると、赤ちゃんへの酸素の供給が減ってしまったり、微弱陣痛になりやすくなると言われています。お産に時間がかかり体力の消耗も激しくなるのは赤ちゃんも一緒です。妊娠前から積極的に鉄分の補給をしておきたいですね!
ではどのようにすれば効率よく鉄分補給ができるのでしょうか。
次回のブログでお伝えします!お楽しみに!
渋谷区在住Y様(44歳)より出産のご報告をいただきました
患者様のお声 〜出産報告〜Y様は、採卵、移植を何度か繰り返すも妊娠に至らず当院にご来院されました。ご来院後すぐの移植では妊娠に至りませんでしたが、その後採卵、移植で無事に妊娠に至りました。
ご出産、本当におめでとうございます!
①ご出産の時の様子を簡単にお願いいたします。(陣痛・破水・分娩時の状況)
妊娠後期〜臨月間近の頃、妊娠高血圧と妊娠糖尿病と診断されました。(妊娠当初は全く問題ありませんでした)44歳の高齢というところもあったかもしれません。後期から立ち上がることも難しくなるくらい足のむくみがひどくなり、他の妊婦さんより少しひどかったようで、赤ちゃんも3000gまで育ってくれていたこともあり、このまま放っておくのもよくないとの事で入院。入院翌日に血圧が160まで上がってしまったため、母体が危ないということで緊急帝王切開に。手術の52分後に赤ちゃんの元気な泣き声が聞こえたときは号泣でした。不妊治療、流産を経ての事でしたので、生まれてきてくれて、私たち夫婦のもとに来てくれてありがとうの気持ちでいっぱいでした。
②当院に通院するようになって心身の状態はどのように変化しましたか?
施術中は、日常の自宅での睡眠より深い眠りにつくこともあり、施術後にはとってもすっきりした実感がありました。鍼灸ではピンポイントで不調を感じるところに治療して頂いたおかげで楽になり、治療直後ひどかった足のむくみもすぐ見ためでわかるくらい軽減され何度も助けられました。
③当院に通院して1番良かったこと嬉しかったことは何ですか?
治療前に必ず現状をていねいに聴いてくださり、その時の身体の状態に合わせた治療をしてくださることで心身ともに安心でき、自分が一番苦手なリラックスができたこと。治療後はアドバイスを下さるので日常にすぐとり入れられること、なにより不妊治療時は採卵手術直前、着床時期、そして出産直前まで通院でき、治療していただけることが嬉しかったです。
④治療中の過程で印象に残っているエピソードがあればお聞かせ下さい。
治療中、身体の芯から温めて頂くのですが(普段どれだけ自分の身体が冷えているかもわかります)そのおかげか治療が始まると、お腹の赤ちゃんが必ず動いてくれていたので赤ちゃんもママのリラックスが伝わって喜んでいてくれたと思います。
⑤同じような症状で悩んでいる患者様へのアドバイスやメッセージをお願いします。
絶対とは言い切れませんが、44歳で妊娠、無事に出産することができました。不安になるとついついネットで調べることが多いですが、ほとんどが実際の解決になることと違うことが多いように感じます。少しでも良さそうだな、やってみようかなと思われたら、何よりも自分が後悔しないように自分を大切にできるよう身体を整えてあげてほしいです。
Y様、アンケートのご協力ありがとうございました。ご出産本当におめでとうございます。
スタッフ一同、お子様の健やかな成長を心よりお祈りしております。