お散歩がてら恵比寿まで。
鍼灸師のつぶやきセラキュアの最寄り駅は「目黒」ですが、実は恵比寿駅をご利用になる患者様も多くいらっしゃいます。
セラキュアの前の通りは「三田通り」と呼ばれ、目黒駅と反対方向に歩いていくと、10分ほどで恵比寿ガーデンプレイスに到着します。そのまま坂を下れば恵比寿駅。ガーデンプレイスと恵比寿駅の間は、動く歩道「スカイウォーク」を利用することもできます。
良いお天気の日には、ショッピングやお散歩を兼ねて恵比寿駅もご利用になってみてください。
湘南新宿ラインや地下鉄日比谷線などをご利用になる方にも便利なルートです。
この季節の恵比寿ガーデンプレイスは、クリスマスツリーと毎年恒例のバカラのシャンデリアがとっても素敵ですよ 💡
妊活セルフケア!オススメのツボ「関元」
不妊症に効くツボ不妊症の原因は様々ですが、まず健康な母体のベースをつくることが妊娠への近道です。
そのために食事・運動・睡眠…いろいろと工夫されている方も多いのではないでしょうか?
そこにプラスαとして、ご自身でできるツボ療法をぜひ取り入れてみてください。
身体の表面には「気」や「血」が循環する「経絡(けいらく)」という線路のような通り道があり、その上に駅のように「ツボ」が存在しています。
身体の不調が経絡を通じてツボに表れたり、逆にツボを刺激することで不調を解消させることができるため、体調を整えるためにツボ療法はとても有効です。
この「不妊症に効くツボ」シリーズでは、当院の鍼灸師が妊活に効果的なオススメのツボと刺激のしかたをご紹介していきます。
今回ご紹介するツボは「関元=かんげん」。
まずは「関元」の正しい位置を見つけてください。
おへそから指4本そえた下、体の中心線上にあります。
「関元」はどんなツボ?
「関」はかなめ・重要という意味で、「元気」を蔵するツボであることから「関元」と呼ばれています。
身体の「元気」が集まり、エネルギーが満ち溢れる重要なツボなんです。
本来は柔らかくハリがある場所なのですが、触ってみると力なくペコペコと凹みがあったり冷えてしまっている方が多いです。
凹んでいるということは身体の「元気」が足りない証拠。エネルギーを充電させて妊娠力を蓄えましょう。
関元は身体の正中を通る「任脈」という経絡上にあります。任脈は子宮から始まっているため、生殖能力に深く関係しています。
これは女性だけでなく男性不妊にも効果的なツボです。
また下腹部にあることから、生殖器だけでなく小腸や膀胱の機能にも効果を発揮します。膀胱炎を繰り返している方にもオススメです。
さらに「三陰交」でもご紹介した足の陰の経絡「肝・脾・腎」とも関係しており、それぞれの機能を高める効果があるため妊活中にはオススメのツボです。
「関元」のケアの方法
温めるケアがオススメです。
関元の下には子宮があるため、温灸での温めるケアは月経痛や月経不順に効果的です。
不妊症だけでなく消化機能の改善や疲労回復にも効果的なので、パートナーと一緒にお腹に温灸をしてみてはいかがでしょう?
しかしタイミングを取った後や胚移植後など、妊娠している可能性のある時期には刺激が強いので避けるようにしてください。
ご自身でできるプラスαのセルフケア。今後も妊娠に効果的なツボをご紹介していきます。
妊活中のおやつ選び「あんこ」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち…ストレスをためるのはよくないもーん!とおやつをパクパク食べている方、ちょっとお待ち下さい! よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わっているのかを知ることで、賢くおやつを選び、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び。今回のテーマは…
「あんこ」 オススメ度 ★★☆☆☆
ダイエット中にどうしてもスイーツを食べたくなってしまったら、洋菓子はバターやクリームなどの脂質が多くカロリーも高いため、和菓子が良いといわれています。
しかし妊活中ではどうなのでしょうか?
そこで今回は、和菓子でよく使われる「あんこ」にスポットを当てて調べてみました。
あんこは良質なタンパク質でできています
まずはあんこの原料である小豆。小豆100g中約20gのタンパク質が含まれています。
一見少なく感じますが、タンパク質の基礎となるアミノ酸のバランスがとれた良質なタンパク質でできており、とても栄養価の高い食材です。
人間の身体はタンパク質で構成されています。皮膚や筋肉・髪の毛もそうですし、妊娠に必要不可欠な血液やホルモンの生成にもタンパク質は関わっているため、妊活にはとっても必要な栄養素なんです。
赤ワインよりポリフェノールが豊富!
抗酸化作用があり老化を防いでくれるポリフェノール。豆類の中でも小豆には特に多く含まれています。
とくに輸入の小豆よりも北海道産の小豆の方がポリフェノール含有量が多いことがわかっており、なんと赤ワインの1.5〜2倍ものポリフェノールが含まれているんですよ。
食物繊維がたっぷり!
小豆には腸内環境を改善してくれる食物繊維がたっぷり。食物繊維は血糖値の急上昇を抑えてくれる効果もあり、妊活中にはバランスの良い食事と共に摂りたい栄養です。
この小さい小豆にはなんとゴボウの約3倍、さつまいもの約8倍の食物繊維が含まれているんです。
気になる血糖値…GI値は?
妊活中、おやつとして食べる際に気になるのが血糖値。小豆の場合GI値は45と低く、低GI食品となります。
しかし「あんこ」となると数値が跳ね上がります。
あんこの原材料を見ると「砂糖・小豆・食塩」となっており砂糖の量が一番多いことがわかります。作り方もたっぷりの水で小豆の皮が柔らかくなるまで煮て、小豆と同量の砂糖を入れて練り混ぜる…というのが基本です。
つまり小豆では低GIですが、砂糖が大量に加わったあんこの場合GI値が80という高GI食品となってしまうのです。
よくある和菓子の既製品でいうとどら焼きが95、大福が88。
和菓子と思って油断していると、おやつにひとつ食べただけでも急激な血糖値の上昇につながってしまうため、注意が必要です。
まとめ
原材料の小豆には紹介したタンパク質・食物繊維・ポリフェノールの他にもビタミンやカリウムなども含まれ、妊活にとても良い栄養素でできています。あんこのカロリーも100g 231kcalと洋菓子に比べると高くはありません。
しかしあんこにしてしまうことで砂糖が多く入ってしまい、血糖値の急上昇を招くことから妊活中に積極的に食べるおやつとしてはオススメできません。
よって、星は2つにしました。★★☆☆☆
しかしどうしても食べたい時は、市販で売っているものではなくご自身で手作りするのは良いのではないでしょうか?
あんこを作る際は白砂糖を避けて、てんさい糖やはちみつ・米飴などを使って甘さを調節して作ってみてください。また茹でただけの小豆も煮たカボチャやサツマイモと一緒に食べれば程よい甘さもあり栄養価もアップします。
少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、これからも妊活おやつ情報を更新していきます。ご期待下さい!
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。