目の使い過ぎが不妊の原因になっているかもしれません。
不妊症克服!〜日常生活〜仕事でパソコンを使い、一日中目を使いっぱなし、
暇があるとスマートフォンを見てしまい、目を休めることが無い。
こんな生活を続けている方、多いのではないでしょうか?
目を酷使することは、疲れ目や視力の低下のみならず、
頭痛や首肩こり、慢性疲労など、様々な不調の原因を作りだしています。
しかも、目の使い過ぎによって、妊娠力の低下につながるリスクもあります。
本日は目の使い過ぎと不妊症の関係について、東洋医学的な視点からお話しさせていただきます。
東洋医学では、目の使い過ぎは「肝」の機能を弱めることになります。
「肝」は血液を貯蔵し、全身の血流量を調整し、気=エネルギーを巡らせる働きを担っています。空港の管制塔のような役目ですね。
「肝」が弱まることにより血流が悪くなったり、エネルギーが滞りやすくなります。
また、「肝」はストレス処理にも関わるので、イライラしやすくなったり怒りっぽくなったりもします。
何よりも妊活中の女性にとって一番気になるのは、目の酷使によって「血」の消耗が激しいということです。
「血」の消耗により引き起こされる症状は、目のかすみ、顔色が白くなる、不眠、めまい、不安感などがあります。
血の流量が減る、ということは流れる勢いも弱まるので、お血(ヘドロ血)が溜まりやすくなります。
排卵、月経が不規則になりやすいこと、そして子宮内膜のクオリティが下がることなど、妊活中の女性にとってマイナスになることが増えてしまいます。
パソコンやスマホ、タブレット、テレビを見ている時間を極力減らす、細かい活字や数字を見る時間を減らすなど、できることから始めてみてください。
それでももし目を使いすぎてしまったときは、下記のようにきちんとケアをしてあげましょう。
蒸しタオルでアイマスク
夜、睡眠前に温かい蒸しタオルを作って目の上にのせてあげます。
目周りの筋肉の血流を良くし、疲れがとれます。
※目が充血している場合、炎症がある場合には冷蔵庫で冷やしたタオルをのせる方が効果的です。
目の周りのツボ押し
目の周りにはたくさんのツボがありますが、
その中でいくつか目の疲れに良いツボをご紹介いたします。
「攅竹(さんちく)」
眉毛の鼻側の端、眉毛の生えはじめのところ。親指で押すとへこんだところがありますが、そこが「攅竹」です。眼精疲労や視力回復、頭痛などにも効果あり。
眉毛の生えはじめのところを斜め下から押し上げるように押して下さい。痛気持ちよいくらいが丁度良い圧になります。目が疲れた時には、ゆっくりと5秒くらい押してあげて下さい。
「太陽(たいよう)」
こめかみからやや目尻よりのところ。指で押しながら口を噛むように動かすと筋肉が動くのが感じられます。目の疲れだけでなく頭痛や顔面神経麻痺にも効果あり。
親指で5秒くらい押して、休んでまた押すのを何回か繰りかえしてください。
「天柱(てんちゅう)」
首の後側、後頭部の髪の生え際。首の中央、へこみの両側にある筋肉の外側にあります。首肩こりやめまい、偏頭痛などにも効果あり。
頭全体を両手でおさえながら親指で上に押し上げるようにゆっくり5秒くらい押して、休んでまた押すのを何回が繰り返してください。
上記のツボ押しをする時には、ゆっくりと息を吐きながら行なうとリラックス効果も倍増します。
妊娠力にも大きく影響を及ぼす目のケア。妊活中に眼精疲労やドライアイの症状が出たら、不妊治療と同時に治療をすることが可能ですので鍼灸師までご相談ください。
妊活中のおやつ選び「チョコレート」
不妊症克服!〜おやつ選び〜妊活中はあれこれ気をつけることばかりでストレスがたまりがち・
ストレスを溜めるのはよくないもーん!
よく口にしているそのおやつが妊娠力にどう関わってくるのかを知ることで、賢くおやつを選んで、ストレスの少ないベビ待ちライフを過ごしていただきたいと思います。
妊活中の賢いおやつ選び、今回のテーマは。
「チョコレート」 オススメ度 ★★☆☆☆
チョコレートは、カカオ豆を発酵・
※ちなみにカカオ豆の搾りカスがココアです。
この甘い甘いチョコレートは1876年頃にスイスで開発されまし
その頃は現代のチョコレートとは違い、
「良薬は口に苦し」と言いますが、
さて、
一般的な板チョコレートの原材料
砂糖・カカオマス・全粉乳・ココアバター・レシチン・香料
栄養成分(50g/1枚)
・エネルギー 279kcal
・タンパク質 3.9g
・脂質 17.4g
・糖質 25.9g
・食物繊維 1.8g
・ナトリウム 30mg
・カカオポリフェノール 410mg
原材料では一番最初に「砂糖」が記載されています。つまり配合量
成分に含まれるタンパク質や食物繊維は微々たるもので、
妊活中にチョコレートをバクバク食べると??
・糖尿病や肥満・不妊のリスク上昇
糖分の多いチョコレートは、「血糖値」に大きく影響します。(
血糖値の急上昇・急降下を繰り返していると、インスリン抵抗性(
・冷えの原因にも
チョコレートには「カフェイン」が含まれているため、
・卵子の質低下?
カフェインによって睡眠の質が低下してしまうと、
・依存症になりやすい?
チョコレートは、幸せホルモンである「セロトニン」を分泌させ、
さらにチョコレートを食べて血糖値が上がりインスリンが分泌され
依存症となり無意識に食べ過ぎてしまうことで起こる血糖値の急上
しかし、昔は薬とされていたほどのチョコレート。
・老化予防の強い抗酸化作用
身体の細胞を老化させる「活性酸素」。
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」には、
・ストレスを緩和
肉体的・精神的ストレスがかかった時、
・甘い香りでリラックス
チョコレートの香りには集中力や記憶力を高める効果があることが
・セロトニンを増やす
カカオに含まれるテオブロミンという成分には、
セロトニンが不足すると、心身が不安定になり鬱や排卵・
ポリフェノールの摂取目安は1日約1000~
しかし、摂取しても3~
板チョコ1枚に約400mgのポリフェノールが含まれますが、前述のように糖分がかなり多いので
最近では甘さをおさえカカオの配合量を多くしたチョコレートをよ
カカオの含有量が70%以上のもの(ブラックチョコレート)
カカオ70%チョコレートの原材料
カカオマス・砂糖・ココアバター・ココアパウダー・乳化剤・香料
栄養成分(4.8g/1枚) 一口サイズ
・エネルギー 27kcal
・タンパク質 0.4g
・脂質 2.0g
・糖質 1.8g
・食物繊維 0.53g
・ナトリウム 0.12mg
・カカオポリフェノール 108mg
ブラックチョコレートなら小さな一口サイズのものを1日10枚程度、3回に分けて食べると
まとめ
みなさんがイメージする甘いチョコレートはオススメできませんが、
しかし、甘さがひかえめなのでおやつとして物足りないこと、
よって最終判定は、妊活おやつとして星2つです。 ★★☆☆☆
少しでも快適な妊活ライフをおくっていただけるよう、今後の妊活おやつ情報にもご期待ください!
食生活・ライフスタイルは人によって様々。当院では一日も早く健康を取り戻していただけるよう、お一人お一人に合わせたアドバイスもさせていただき、妊活をサポートいたします。お気軽にご相談ください。